VISIONEN ドイツ同時代演劇リーディング・シリーズ特別編
「もう船は来ない」(ニス=モメ・シュトックマン)
東京ドイツ文化センターでは、2010年から「VISIONEN ドイツ同時代演劇リーディング・シリーズ」として、日本の若手演出家や劇団の参加を得て、同時代を生きるドイツ語圏の劇作家たちの戯曲をリアルタイムで発信することを目的に、当センターのホールを会場に、定期的なリーディング公演を行っています。
今回は特別編として、来日中のニス=モメ・シュトックマンが自身の作品『もう船は来ない』をドイツ語で(日本語字幕付き)、3人の日本人俳優が会話部分を日本語で朗読します。
終了後には作家と翻訳家によるアフタートークがあります。
(司会:伊達なつめ、演劇ジャーナリスト)
『もう船は来ない』作品紹介
ある劇作家が、ベルリンの壁崩壊についての戯曲を書くために、故郷の父のもとを訪れる。作家としての生活に追われる彼にとっては、どうでもいい過去の物語の一つ。老いた父は相変わらず罪深いほど純朴で、ひたすら息子を苛立たせるが、それでも彼らは話し続けなければならない。作者本人の自伝的な要素を取り入れながら、作家のモノローグ、父との対話、劇中劇としての作家のテクストが交錯していく。
作: ニス=モメ・シュトックマン
翻訳:寺尾 恵仁 翻訳監修:寺尾 格
朗読:山田 宏平(山の手事情社)
久保庭 尚子(フリー)
寺尾 恵仁(6.5/w)
ニス=モメ・シュトックマン ※日本語字幕あり
ニス=モメ・シュトックマン
1981年、北海に浮かぶフェール島で生まれる。ハンブルクの大学でチベット語とチベット文化、オーデンセ(デンマーク)でメディア学、ベルリン芸術大学で劇作コースを専攻。
2009年に『Der Mann der die Welt aß(世界を食った男)』でハイデルベルク戯曲マーケットで優秀賞ならびに観客賞を受賞。
『もう船は来ない』は2009年、シュトゥットガルト州立劇場の委嘱作品として書かれたもので、2010年にはベルリン演劇祭の戯曲マーケットに招待された。
演劇専門誌「Theater Heute」では、多数の批評家の推薦を受けて、「2010年の新進劇作家」に選ばれた。
※ シュトックマン氏はトーキョーワンダーサイトのレジデンスアーティストとして2月4日から28日まで日本に滞在します。2月18日にはトーキョーワンダーサイト(青山)で開催されるOPEN STUDIOにも参加します。



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