くびれを持つ幸せ
ドイツ・ミネラルウォーター同業組合の「統一瓶研究チーム」が、1969 年にこの瓶の第1案を消費者の間でテストしたとき、人々はこの瓶に “東方的“な イメージをいだいた。「タマネギ状の丸屋根を持つ塔」「クレムリン宮殿の塔」「コサック風コーヒー」を連想させた。その結果この瓶には水玉模様と文字が付き、胴体のくびれもいっそうフェミニンになった。消費者の瓶に対する印象は「人生を満喫する」というイメージになった。今現在、この瓶はドイツの各家庭の流し台の下、あるいは冷蔵庫で相変わらず人生を満喫しながら立っている。あるいは工具入れに入っているかも知れない。なぜなら、ハンマーとしての使い勝手もいいからである。
ドイツ・ミネラルウォーター同業組合のリターナブル瓶
デザイン:ギュンター・クペッツ、1969 年
デザイン:ギュンター・クペッツ、1969 年






