波形トタン板
【外観】ボン-ベルリン間を飛ぶ飛行機で見かける黒いパイロット用スーツケースとは、取り違えようがない。こちらは場所を取らないスリム型にもかかわらず、気候温暖化防止会議の資料が全て入ってしまうほどの収納力。
【形は機能から】深さの違う仕切り蓋。これが重要資料とあまり重要でない資料を分けるのに役立つ。両サイドにしっかりしたゴムバンドが付いているので、何も飛び出さない。底の隙間には、こんがらがったケーブル類が全部収納できる。書類フレームには、愛用の小型ノートパソコンの折りたたみ式キーボードが入れられるポケットもついている。
【使い勝手】持ち運ぶわずらわしさがない。引き出せるようになったグリップは、身長 196 センチでも十分なサイズ。キャスターは大きく、驚くほど静か。
端的にいうならこのアタッシェケースは、ちまたのポルシェと比べても引き立つ VW の高級車「Touareg」だ。
【連邦環境大臣、ユルゲン・トリッティンの場合】
彼はこのアタッシェケースを出張で貯めたマイレージの景品として手に入れた。いわゆるマイルス&モアー事件で、仕事で手に入れた特典をプライベートに使ったとビルト誌から非難された。ただトリッティンはこのアタッシェケースを出張にしか持ってゆかなかったので、この非難はじきに下火となった。
リモーヴァ・アタッシェケース「オパル」
デザイン:リヒャルド・モルチェック、1950 年
デザイン:リヒャルド・モルチェック、1950 年






