サウンド・オブ・ユーラシア
beuys on/off

「サウンド・オブ・ユーラシア―『ボイス』メールによるネットワークの構築」は、アジア全域でアーティストネットワークを構築するプロセスを可視化することを目的とした、国際共同プロジェクトである。アーティスト間のコンタクトの口火を切るのは、ボイスメッセージとともに郵送されるアナログレコードである。続いてオンライン・ビデオミーティングや、プロジェクトのウェブサイトへの彼らの作品投稿がなされ、そして最後に、ゲーテ・インスティトゥート東京で実施される、ボイスによるアナログレコードに関連した、現地でのパフォーマンスで締めくくられる。

即興演奏家やサウンドアーティストは、地域のコンサートで演奏したり、アートリサーチのために見知らぬ地域を訪れたり、世界各地の施設で実施されるアーティスト・イン・レジデンスプログラムに応募することで実践に携わっている。このアーティストとオーガナイザーの間の流動性は、未来のコラボレーションやさらなる文化交流の基盤となる、DIYネットワークを形成する。最も重要なのは、このようなネットワークは信頼の上に構築されているため、堅牢であるということだ。しかし近年、この流動性は航空旅行に依存していることから批判にさらされ、また昨年はCOVID-19の世界的な蔓延により完全に停止した。私たちは今、信頼を築き、未来の仲間と出会うために、新しいコラボレーションモデルによるオルタナティブな方法を模索せざるをえなくなっている。

「サウンド・オブ・ユーラシア―『ボイス』メールによるネットワークの構築」は、アジア全域でアーティストネットワークを構築するプロセスを可視化することを目的とした、国際共同プロジェクトである。アーティスト間のコンタクトの口火を切るのは、ボイスメッセージとともに郵送されるアナログレコードである。続いてオンライン・ビデオミーティングや、プロジェクトのウェブサイトへの彼らの作品投稿がなされ、そして最後に、ゲーテ・インスティトゥート東京で実施される、ボイスによるアナログレコードに関連した、現地でのパフォーマンスで締めくくられる。

Disc 1 - Hare

Disc 2 - Staff

Disc 3 - Coyote