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2021年ゲーテ・メダル受賞者

2021年ゲーテ・メダル

2021年ゲーテ・メダル受賞者は、プリンセス・マリリン・ドゥアラ・マンガ・ベル(カメルーン)、細川俊夫氏(日本)、ウエン・ホイ氏(中国)に決定しました。ゲーテ・メダルと今年の受賞者、授賞式についてお知らせします。 

ゲーテ・メダルとは

2021年のゲーテ・メダルは、カメルーンの社会経済学者で現代アートセンター ドゥアラール代表のプリンセス・マリリン・ドゥアラ・マンガ・ベル、日本の作曲家細川俊夫氏、そして中国のダンサー・振付家ウエン・ホイ氏に贈られます。ゲーテ・インスティトゥートは、ドイツ連邦共和国による表彰であるゲーテ・メダルを、国際文化交流に特別な貢献を果たした人物に授与しています。

2021年ゲーテ・メダル受賞者

プリンセス・マリリン・ドゥアラ・マンガ・ベルは、カメルーンにおけるドイツ植民地時代の歴史の検証に力を注ぎ、植民地主義がもたらした影響について社会の中で今日まで対話を重ねてきました。授賞理由(抜粋)は「マリリン・ドゥアラ・マンガ・ベルは、市民社会運動と国際的な芸術活動を卓越した方法で融合させ、社会における対立や歴史が引き起こした問題に対し、和解的かつ未来志向的な立場をとっている」。

細川俊夫氏は長年にわたり日本とドイツ、そして欧州の現代音楽界で活躍しています。その作品はオペラから独奏曲まで多岐にわたり、邦楽器のための作品も含みます。その音楽言語には、禅における自然の象徴的な解釈や、西洋の前衛文化と日本の伝統文化の間の緊迫した関係性が取り上げられています。「細川氏は、その作曲によって世界中の人々をつなぐ空間を開いてきた。(中略)彼は自身が属する伝統を守りながら、それぞれの文化に特有な音楽の聴き方を超越する、独特な音響作品を作り上げた。」

ウエン・ホイ氏は中国初のインディペンデントなダンスシアターカンパニーである生活舞踏工作室(Living Dance Studio)の共同設立者です。彼女の振付には、ドキュメンタリー映画の要素や中国の日常を取り巻くテーマが取り入れられています。特に、歴史が人間の身体に痕跡を残し、身体それ自体が「考察のアーカイブ」となることに関心を持っています。「同等に扱われる複数のメディアと、ドキュメンタリーの要素および詩的な力が合わさる、繊細で綿密な観察に基づくそのダンスシアター作品を通して、『彼女の』中国の物語を語っている。」

授賞式

2021年ゲーテ・メダルの授賞式は、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの誕生日である8月28日(土)日本時間18時(ドイツ時間11時)より、オンライン・ライブ配信にて開催されます。

別途、細川氏にゲーテ・メダルを授与するセレモニーを、今年9月末にゲーテ・インスティトゥート東京で実施する予定です。
 

ゲーテ・メダル © Goethe-Institut / Loredana La Rocca

ゲーテ・メダル 公式ホームページ

ゲーテ・メダルに関する情報とこれまでの受賞者について