レクチャー&コンサート
四元素でたどる音楽史 

Capella de la Torre
© Capella de la Torre

~古楽最前線!躍動するバロック2018~ Vol.1

いずみホール

いずみホールが2018年から3年間のシリーズとして始動する「古楽最前線!躍動するバロック」のトップバッターはベルリンに拠点を置く古楽器アンサンブル、カペラ・デ・ラ・トーレです。
2005年の結成以来、中世・ルネサンスの音楽を発掘。新鮮なサウンドとユニークなプログラミングによってヨーロッパの古楽界に新風を吹かせ、2016年にはドイツの栄えあるECHO賞の「アンサンブル・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
今回のレクチャー&コンサートでは、古代ギリシャ発祥の四元素「水」「気」「火」「地」を切り口にして、中世の歌、ルネサンスのポリフォニー、多様な舞曲、即興演奏などをストーリーに仕立てあげます。
 
出演:カペラ・デ・ラ・トーレ/マーガレット・ハンター(ソプラノ)/市川克明(お話)
 
カペラ・デ・ラ・トーレ Capella de la Torre(古楽器アンサンブル)
中世~ルネッサンス音楽を専門とするドイツのピリオド楽器管楽アンサンブル。2005年にミュンヘン生まれのショーム奏者カタリーナ・ボイムルによって創設され、16世紀スペインの作曲家フランシスコ・デ・ラ・トーレの名前と、中世の吟遊詩人が塔から音楽を奏でた故事にちなむスペイン語の「デ・ラ・トーレ(=塔の上から)」をかけて命名された。実際に当時のニュルンベルクで活躍した音楽隊とほぼ同じ編成で、歴史的な演奏を実践する専門集団として高い評価を得ている。

カタリーナ・ボイムル Katharina Bäuml(ショーム、カペラ・デ・ラ・トーレ主宰)

Katharina Bäuml © © Katharina Bäuml Katharina Bäuml © Katharina Bäuml
ミュンヘン生まれ。生地でオーボエを学んだあと、バーゼル・スコラ・カントルムでショーム(バロック・オーボエ)を学ぶ。2005年に古楽器アンサンブル「カペラ・デ・ラ・トーレ」を創設。20枚のCDを発表し、2016年、「ウォーター・ミュージック」でECHOクラシック・アンサンブル・オブ・ザ・イヤーを受賞。古楽ばかりでなく、古楽器による現代音楽演奏にも取り組み、ヨーロッパ各地の音楽祭に出演。ベルリンで教鞭をとるほか、ジュネーヴ、ハノーファー、リューベックの音楽院で定期的にマスタークラスを開催している。
 

詳細

いずみホール


大阪市

料金: チケット:一般4,000円/
学生2,000円

申込み・問合せ:06-6944-1188
いずみホールチケットセンター(10:00~17:30日・祝休み)

大阪市中央区城見1-4-70

19時開演/18時半開場