シンポジウム
【開催延期 11月25日】デジタル時代のアクティブシニア

Digital Active Aging
© himawariin / Photo AC

ディジタル化は高齢者の社会参加をサポートできるか

ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール

日本やドイツのようにすでに高齢化が進んでいる国で、高齢者が社会参加において情報通信技術の恩恵を確実に受けられることに焦点をあてていく。主催者: ドイツ日本研究所 (DIJ)、フリードリヒ・エーベルト財団 (FES)、日独センター・ベルリン (JDZB) 
 

参加ご希望の方は、forum@dijtokyo.org からお申し込みください。
日本とドイツ両国において年々高齢化率が上昇傾向にあり、その支援策について様々な議論がなされています。上昇している高齢者の数に伴う社会要望にも拘らず、彼らの社会参画とソーシャル・インクルジョンには様々なハードルがあります。核家族化や独り暮らし高齢者数の増加、都市環境においてコミュニティー参加者の減少傾向などがその例に挙げられます。コミュニティー参加並びにソーシャル・インクルジョンはアクティブ・エイジングにおいて非常に重要な存在でしょう。コミュニティー活動への高齢者の積極的な参加を促進することは、高齢者自身のみならず、コミュニティーそして社会において非常に良い効果が期待できます。このような現状の中、デジタル化とインターネットなどへのアクセスビリティーは高齢者にとって社会との接点を持てる機会を与えると思われます。ですが、このようなメリットを高齢者に十分に受け取ってもらうためには、革新的技術が社会において普及し、高齢者が積極的にそれらを利用することが求められます。そのために、高齢者のデジタル・リテラシー向上支援策は非常に重要かつ必要な政策になってきています。このような背景のもと、本シンポジウムは情報化社会においてアクティブ・エイジングが持っているハードルやポテンシャルを議論することにその目的を置いています。特に、日本やドイツのようにすでに高齢化が進んでいる国で、情報通信技術が、高齢者の社会参加において情報通信技術の恩恵を確実に受けられることに焦点をあてていきます。
 


14:30   開場
15:00    主催者挨拶
                フランツ・ヴァルデンベルガー (DIJ)NN(JDZB)
15:15    高齢者におけるデジタル・リテラシー向上―ドイツとヨーロッパの事例
               クラウディア・ミューラー、ジーゲン大学
15:45    デスカッション
16:15    休憩
16:30    日本の事例
              工藤 裕子(中央大学)檜山 敦(東京大学)牧 壮(牧アイティ研究所)
17:30    ドイツ有識者とのディスカッション
     コネリア・クリシェルドルフ(フライブルク・カトリック大学)
     ゲハード・イグル(キール大学)ヒルデガード・テオバルト(フェヒタ大学)
     モニカ・ライシャット(ドルトムント工科大学)
     三菱総合研究所 松田 智生
18:30    デスカッション
18:50    終わりに フランツ・ヴァルデンベルガー (DIJ)
主催者
ドイツ日本研究所 (DIJ)
フリードリヒ・エーベルト財団 (FES)
日独センター・ベルリン (JDZB)

支援
ゲーテ・インスティトゥート東京

詳細

ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール


107-0052 東京都港区赤坂7-5-56
ドイツ文化会館内
Tel. 03 35843201
東京

言語: 日本語・ドイツ語 同時通訳予定
料金: 参加無料