コンサート
《聖母マリアの夕べの祈り》モンテヴェルディ

RIAS Kammerchor
© RIAS Kammerchor / Matthias Heyde

古楽最前線!躍動するバロック Vol.2

いずみホール

いずみホールが2018年から3年間のシリーズとして始動する「古楽最前線!躍動するバロック」第二段はモンテヴェルディの最高傑作として多くの人に愛され続けている《聖母マリアの夕べの祈り》です。出演するのは今年設立70年を迎えるベルリンRIAS室内合唱団と古楽器アンサンブルのカペラ・デ・ラ・トーレです。
 
ベルリンRIAS室内合唱団

1948年設立、2018年には70周年を迎えるベルリンRIAS室内合唱団は、ルネサンスとバロック音楽の歴史的唱法から、様々な特殊な唱法が要求される現代作品まで、幅広い時代と様式の作品をレパートリーとしている。ドイツ国内では並ぶもののない輝かしい名声を誇り、世界最高峰のアカペラアンサンブルとして知られている。歴代の指揮者を継ぎ、2017年からジャスティン・ドイルが芸術監督および首席指揮者に就任した。ルネ・ヤーコプス、ベルリン古楽アカデミー、フライブルク・バロック・オーケストラ、アレクサンダー・リープライヒ指揮ミュンヘン室内管とは恒常的にコラボレーションを行っているほか、ラトル、ネゼ=セガン、マルコン、ヘンゲルブロックといった著名な指揮者とも共演している。録音も多くドイツ・レコード批評家賞、グラモフォン賞、フランス・クラシカ誌Choc de l'annee賞、エコー賞など多くの賞を受けている。

ジャスティン・ドイル Justin Doyle(指揮)

Justin Doyle © © Matthias Heyde Justin Doyle © Matthias Heyde
イギリス・ランカスター生まれ。ウエストミンスター大聖堂聖歌隊に所属した後、ケンブリッジのキングス・カレッジで学んだ。2017年ベルリンRIAS室内合唱団の芸術監督および首席指揮者に就任。リーズのオペラ・ノースで頻繁に指揮するほか、ランカスターのハフナー管弦楽団、マンチェスター大学合唱団の音楽監督等も務めている。また、ハレ管弦楽団、ロイヤル・ノーザン・シンフォニア、マンチェスター・カメラータなどにも客演し、16世紀から現代までの、室内合唱から大規模なオラトリオやオペラまで、幅広いレパートリーを誇っている。
 
Capella de la Torre © © Capella de la Torre Capella de la Torre © Capella de la Torre
カペラ・デ・ラ・トーレ Capella de la Torre
中世~ルネッサンス音楽を専門とするドイツのピリオド楽器管楽アンサンブル。2005年にミュンヘン生まれのショーム奏者カタリーナ・ボイムルによって創設され、16世紀スペインの作曲家フランシスコ・デ・ラ・トーレの名前と、中世の吟遊詩人が塔から音楽を奏でた故事にちなむスペイン語の「デ・ラ・トーレ(=塔の上から)」をかけて命名された。実際に当時のニュルンベルクで活躍した音楽隊とほぼ同じ編成で、歴史的な演奏を実践する専門集団として高い評価を得ている。

 

詳細

いずみホール


大阪市

料金: チケット:S席8,000円/
A席6,000円/学生4,000円

申込み・問合せ:06-6944-1188
いずみホールチケットセンター(10:00~17:30日・祝休み)

大阪市中央区城見1-4-70

19時開演/18時半開場