フィリップ・ブスマン
舞台芸術

フィリップ・ブスマン(1969年生れ)はビデオアーティスト、舞台装置家である。世界の大きな劇場でのダンスや演劇制作に関わり、またニューヨークでは国際的に有名な劇団「ウースター・グループ」などのビデオデザイナー、グラフィックデザイナーとして8年間活動した。
 
フィリップ・ブスマンは、最近では数多くの演劇作品のために舞台ビデオを制作している。それ以外にも彼自身の作品制作に取り組んでおり、空間に広がるビデオインスタレーションや大型の写真作品を展示する個展が続いている。2014年には「私自身の明日を創る (Creating My Own Tomorrow)」が自身のシアターカンパニー『2+』によって、フランクフルトにあるムーゾントゥルムで作られた。
 
ヴィラ鴨川滞在中、フィリップ・ブスマンは芸者文化を例にして、伝統と現代の緊張関係を追究した。その結果は、ライブパフォーマンスの要素とともに、空間に広がるマルチチャンネルのビデオとオーディオインスタレーションとして発表される予定である。そのリサーチの過程で生まれた写真の展覧会「侘寂 Wabi Sabi」が、2015年12月18日から2016年1月30日にフランクフルトのGallus Theaterで開催された。
 

カレンダー

2015年9月19日
Creators@Kamogawa

座談会 『アートに国籍は必要か?』

15時 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川、ホール | トーク

2015年11月28日
Creators@Kamogawa

座談会『表現者の変化と進化 ~ 転ずる・化ける・あらたまる』

15時 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川、ホール | トーク