ライフ・ラント & ヤコブ・ノルテ
文学

ライフ・ラント & ヤコブ・ノルテ Leif Randt Foto: Zuzanna Kaluzna & Jakob Nolte © Jana-Gumprecht

ライフ・ラント(1983年生れ)はマインタール在住。比較文学、英文学、社会学、ポップカルチャー、メディア論、文学を学んだ。「ロイヒトシュピールハウス」(2009年)や「コビー郡に煌く靄」(2011年/舞台化もされた)、「惑星マグノン」(2015年)などの小説の他、物語や短編も発表している。ラントはその著作で多数の受賞歴があり、直近では2012年のデュッセルドルフ文学賞を受賞した。

ヤコブ・ノルテ(1988年生れ)はベルリン在住。ベルリン芸術大学でシナリオ・ライティングを学び、散文、戯曲、エッセイを執筆するほか、コミックも手掛ける。2016 年の“Autorentheatertage“で戯曲「Gespräch wegen der Kürbisse」が初演されるなど、ノルテの作品はベルリン・ドイツ座やハンブルクのタリア劇場等、ドイツ語圏の様々な舞台で上演されている。ノルテは2013年に、戯曲「動物界」でミヒェル・デカーと共にベルリン州グリム兄弟賞を受賞した。また、ノルテの小説処女作「アルフ」は、2015年にベルリンのマッテス・ウント・ザイツ社から出版された。

ライフ・ラントとヤコブ・ノルテは京都滞在中、各自の執筆活動のためのリサーチの傍ら、フィクションと実話が半々のルポルタージュ「2k16桜予想」の制作を計画した。この作品は日本に起源があるとされる不可思議な若者の傾向、つまり「過度の礼儀正しさ」の痕跡を追うものである。本作で二人は、画像コラージュとテキストを用い、日本について、そしてグローバル社会の20歳前後の若者層について語りたいと考えている。

カレンダー

2016年4月23日
Creators@Kamogawa

座談会『ビッグデータ時代の芸術表現』

15時 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川、ホール | トーク

2016年7月9日
Creators@Kamogawa

座談会 『私のオリンピック文化プログラム!』

15時 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川、ホール | トーク

2016年5月27日
EUNIC - The Art of Poetry

19~22時 – イタリア文化会館 東京 | フェスティバル