ダニエル・ラング
映画

ダニエル・ラング(1977年生まれ)は、英国のレディング大学で映画と演劇を学んだほか、ポツダム・バーベルスベルクのコンラート・ヴォルフ映画テレビ大学でも映画/テレビの監督課程を学んだ。フリーの映像作家としての活動の傍ら、ミュンヘンのテレビ映画大学でドキュメンタリー映画の学術・芸術研究員としても働いている。
ラングの映像作品は、「female/male (女/男)」が2005年のドイツ短編映画賞を受賞したほか、「Dog (犬)」が2006年の同賞にノミネートされるなど数々の受賞歴がある。

ダニエル・ラングはヴィラ鴨川滞在中、芸術形態としての陶芸、そして日本人の自国の陶芸に対する関係というテーマに取り組んだ。その際、文化遺産や伝統的な作陶技術だけでなく、台所やレストランにおける陶芸品の現代の使われ方も視野に入れた。このリサーチから、日用品に対する考え方をテーマに、東洋の世界観を西洋の視聴者にも分かりやすく表現した短編映画が製作された。
 

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2017年3月4日
Creators@Kamogawa

『ファッションと政治』
『引き算の美学』

15時 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川、ホール | トーク