ダニエラ・ドレッシャー
文学

Daniela Dröscher © Carolin Saage

ダニエラ・ドレッシャーは、著作家、キュレーターとして活動している。トリアー大学、ロンドン大学でドイツ文学、哲学、英文学を学び、ポツダム大学メディア科学部の博士課程において作家、多和田葉子のポエトロジーについて研究したのち、グラーツのUniTにてシナリオライティングを学んだ。散文、エッセイ、舞台作品等のテキストを書く。2009年、小説『Die Lichter des George Psalmanazar』(ジョルジュ・サルマナザールの光)で文壇デビュー。これまで数々の小説や戯曲を発表しており、多くの受賞歴がある。

ヴィラ鴨川滞在中は、自身の小説『ジョルジュ・サルマナザールの光』に関連したエッセイを執筆したいと考えている。小説『ジョルジュ・サルマナザールの光』の主人公は精彩に富んだ歴史的人物である。この男は、自分は日本統治下のフォルモサ島(今日の台湾)の生まれであると主張した。この詐欺的手管によって、彼は英国の最上流社会に駆け上がっていく。ドレッシャーは、素材に魅了された自分自身をも反映させたオートフィクションのエッセイというかたちで、新たにこの歴史的人物に迫りたいとしている。リサーチやインタビューを通じて、日本人がこの歴史的な「フォルモサのペテン」についてどう思うのか、現在の視点から何か言うべきことがあるかを知りたいと考えている。

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2022年7月14日
カノンの形成

17時30分 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 図書室 & ホール | ディスカッション