マリー・シュレーフ
舞台芸術

Marie Schleef © Hendrik Lietmann Marie Schleef © Hendrik Lietmann

マリー・シュレーフは、演出家として、ベルリンを拠点に活動している。ニューヨークのバード大学で演劇とパフォーマンスを学んだ後、ベルリンのエルンスト・ブッシュ演劇大学で演劇演出を学んだ。

卒業後初の舞台演出は、ロング・デュレーショナル・パフォーマンス『NAME HER. Auf der Suche nach den Frauen+(NAME HER. 女性たちを探して)』(ベルリンのBallhaus Ost、ウィーンのKosmos Theater)であり、同作品は、2021年のベルリン演劇祭(テアタートレッフェン)に招待された。その後も、シャウシュピール・ケルン、ハンブルク・ドイツ劇場、ミュンヘン・カンマーシュピーレ劇場などでの演出が続いている。2024年/2025年のシーズンでは、初めてヘッセン州立劇場(ヴィースバーデン)とブルク劇場(ウィーン)の舞台演出を手掛ける。2022年、世界の革新的なアーティスト10人を表彰する『CHANEL Next Prize』を受賞したほか、ケルンでの舞台作品『Once I Lived with a Stranger』の演出により、クルト・ヒュープナー演出賞も受賞した。アーティストとして主に取り組んでいるのは、ドイツ語圏では未だ反響を得られていない女性のテキストやナラティブである。

ヴィラ鴨川滞在中は、「孤独」をテーマに取り組み、特にそのために開発されたテクノロジーを実際に試してみたいと考えている。「『I Love Japan and Japan Loves Me』と銘打って、京都滞在中は、ペット型ロボットと生活を共にしたい考えである。