マリコ・ミノグチ(美濃口希子)は、ドイツと日本にルーツを持ち、1988年にミュンヘンで生まれ育った。18歳のときに初の短編映画を制作。長編デビュー作『MEIN ENDE. DEIN ANFANG』(※邦題: 僕の終わり 君の始まり)は、2019年にミュンヘン国際映画祭およびBFIロンドン映画祭でプレミア上映され、その後、世界各地の映画祭で紹介された。同作は、ドイツ映画批評家賞において、最優秀新人監督賞および最優秀脚本賞を受賞している。(※同作は、2024年1月、ヴィラ鴨川にて日本初上映された)
また、ティム・フェールバウム監督の映画『TIDES』では共同脚本を担当した。同作はベルリン国際映画祭でプレミア上映され、米国のNetflixランキングで第1位を記録したほか、ドイツ映画賞4部門とバイエルン映画賞2部門を受賞した。2020年には、ミノグチは、ミュンヘン市よりスターター映画賞(Starter Filmpreis)を授与されている。
2023年にはアンソロジー・シリーズ『ZEIT VERBRECHEN』(「Dezember」編)を監督・制作。同4作品は2024年ベルリン国際映画祭パノラマ部門でプレミア上映され、その後「ドイツ年間最優秀クライムシリーズ」に選出された。さらに、ドイツ俳優賞最優秀アンサンブル賞およびドイツテレビ賞最優秀新人俳優賞を受賞している。
2026年秋には、最新長編映画『DIE ANDERE SEITE』(ニーナ・ホス主演)の公開を控えている。
ヴィラ鴨川滞在中は、小説の執筆に取り組む予定である。日本とドイツを舞台に、一世紀にわたる時の流れを描く物語を構想している。