映画 アンドレアス・ハルトマン監督『自由人』上映会

„A Free Man“ „A Free Man“ © Andreas Hartmann

2018/10/27 (土)

19:00

オンライン

自由な人生と自らの理想をかかげ、息苦しい時代を放浪する一人の青年を、
ドイツ人映画監督が見つめる・・・。

 
アンドレアス・ハルトマン監督が京都で撮影したドキュメンタリー映画『自由人』を上映します(日本初上映)。ハルトマン監督は、本作品を2014年秋のヴィラ鴨川滞在時に撮影しました。上映後には、監督による舞台挨拶(日本語逐次通訳付)を行います。
 
あらすじ:
ケイは22歳。成績至上主義の社会を拒否して、安定した生活と引き換えに、あえて先の見えない将来を手に、京都の路上や橋の下をねぐらに“自由人”として生きている。自然やクラシック音楽をこよなく愛する彼の心の中には、ロマンチックな夢の世界が広がっている。しかし、蓄えが尽きると、低収入の日雇い労働者として遺跡発掘現場で日銭を稼がねばならない。ドキュメンタリー映画『自由人』では、ケイが自ら選んだ自由な人生と、その高くかかげた理想の世界から次第に離れていく様子が、カメラを通して描かれる・・・。
 
原題:A Free Man
監督・撮影・編集: アンドレアス・ハルトマン
サウンドデザイン: フローリアン・マークァート
グラフィック: ロマン・バイナール
ZDF/3sat放送局担当者: ダニエル・ショスラー
製作国:ドイツ・日本、2017年、ドキュメンタリー、75分、
日本語音声、英語字幕付
 
2017年、第22回釜山国際映画祭・釜山シネフィル賞受賞作品。
 
アンドレアス・ハルトマン(映画監督)
1983年生まれ。ベルリン在住。ポツダム=バーベルスベルグ映画・テレビ大学卒業。自身の映画は、これまでトロント、ワルシャワ、サンパウロ、ベルリンなど各地の国際映画祭で上映されている。2014年秋、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川に滞在し、本作『自由人』に取り組んだ。2017年には、ドイツのテレビ界で最も権威のある賞の一つ、グリム賞にノミネートされた他、ゲルト・ルーゲ奨学金を授与された。長編第3作目となるドキュメンタリー映画『自由人』(2017年)は、第22回釜山国際映画祭にて、最優秀ドキュメンタリー作品に贈られる「釜山シネフィル賞」を受賞した。2018年秋、トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)の海外クリエーター招聘プログラムにより東京にレジデンス滞在中。
 
フィルモグラフィー:
2010 Days of Rain
2015 My Buddha is Punk
2017 A Free Man
 

TOKAS

 

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