トランペット奏者で作曲家のウド・モルと、写真家で映像作家のトビアス・ツィローニが、クラブUrBANGUILDで新しいの作品を紹介します。
Udo Moll und Tobias Zielony im UrBANGUILD
ウド・モルはワールドミュージックから実験的な電子音楽まで、幅広い音楽活動を行なっています。ヴィラ鴨川滞在中は、1980～90年代の日本のビデオゲームをもとに、パフォーマンス形式のサウンド・ビデオインスタレーションを制作しました。モジュールシンセサイザーとエフェクターを用い、即興と作曲した音楽を交えてエレクトロアコースティックなソロパフォーマンス「Shakespeare Zombienation」を披露します。
同じくヴィラ鴨川レジデントのトビアス・ツィローニは、郊外の、とくに夜の街で見られる若者や少数派の人々にレンズを向けてきました。UrBANGUILDでは、三つの短編映画を上映します。『Maskirovka』（2017年、9分）はキエフのテクノ、クイアコミュニティを描きます。「蜘蛛」を意味する『Al-Akrab』（2014年、7分）は、ルイス・ブニュエル監督の映画「黄金時代」のオープニングシーンへのオマージュです。『Kalandia Kustom Kar Kommandos (Dream Lover) 』（2014年、4分）は、ケネス・アンガーの短編映画を大きくアレンジしたものです。
Tobias Zielony | Maskirovka, 2017
ウド・モル、トビアス・ツィローニのほか、自作楽器の製作を手掛けるミュージシャンslonnon ＆ 即興のライブペイント「light drawing」を行うsonsen gocha bacco、また関西を拠点にダンス、演劇や映像等の音楽を制作する 豊田奈千甫が出演します。
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