アートスペース「Asakusa」と東京ドイツ文化センターの共同のプロジェクトは、ボリス・グロイスのグループクリティークに始まる。日本およびアジア諸国より8人のアーティストのアクチュアルな社会政治的問題を示唆するタイムベースの作品はグループクリティークで展示・紹介され、グロイス氏の指導を経て、
アートスペース「Asakusa」で展示される。
© Boris Groys Japan Invitation Committee
美術やメディア論など幅広い分野でも世界をリードする批評家で哲学者のグロイス氏は、ソビエト時代、なかでもロシア・アヴァンギャルドの文学の研究者とし て知られます。現在は、ニューヨーク大学教授、カールスルーエ大学特別研究員、スイスのヨーロッパ大学院(European Graduate School)の教授として、ロシア・スラブ学を中心に研究活動を行っています。
この度代表的著書『アート・パワー』の邦訳が出版されるにあたり、グロイス氏が来日、東京ドイツ文化センターでの「特別授業」のほか、
大学や美術館で一連のシンポジウムを行います。
© Logos
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