ツアー・パフォーマンス ラウムラボア・ベルリン: 「House Peak」

raumlaborberlin: Performance Parcours © raumlaborberlin: Performance Parcours

2017年1月28日(土), 11:00 – 15:00

ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール

 「House Peak」: ベンヤミン・フェルスター=バルデニウスとザビーネ・ツァーンによるツアー・パフォーマンス
 
ここは建物だろうか?山だろうか?目を細めてみると、二つのイメージが重なり合って見えてくる。装備を持って、出発しよう。1月28日、来場者は「ゲーテ山」の探検ができる。ベースキャンプでは、ヨーデル歌手北川桜、ロマンチックな映画鑑賞、アルペングロー等など、想像上のドイツ登山世界が贈る様々な楽しみが待っている。なまはげも引き寄せられてくるかもしれない。
 
先立つワークショップでは地形を調査、新しい道や見知らぬ風景との出会いがあり、生物圏を記録する。そのためには、身体能力とスタミナはもちろんのこと、何よりも好奇心と勇気が必要だ。進むべき方向を見失ってはいけない。どんな小さな兆候も見逃さず、それが意味するところを見極めなくてはならない。そして、何よりも、未知を受け入れる覚悟が必要だ。
 
身体的調査と建築的調査の手法を組み合わせながら、振付家と建築家の二人がワークショップの参加者と共に、ドイツ文化会館という建物を検証していく。二日間にわたって、現地の動植物を調査し、新しい道に標識を付け、建築とパフォーマンスの間の境界線をバランスを保ちながら進んでいく。未知なるものにフィルターをかけ、地図や画像で可視化し、名前を付ける。そうして道が切り開かれる。

プロジェクトリーダー
ザビーネ・ツァーン、振付家(ベルリン)
ベンヤミン・フェルスター=バルデニウス、建築家(ラウムラボア・ベルリン)

ワークショップ:2017年1月26・27日、10時~17時
ツアー・パフォーマンス:2017年1月28日、11時~15時(最終ツアースタート)
   
raumlaborberlin © raumlaborberlin ラウムラボア・ベルリンという建築家集団は、建築、まちづくり、芸術、街への介入の境界で(つまり、我々の意味付けや価値付与とは一線を画して)、活動しています。異なるシステム、期間、イデオロギーの狭間にすり潰され行き詰った都市空間は、彼らにとって可能性を秘めた実験場です。
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