bauhaus imaginista:Corresponding With 文化圏を超えた交流
ー20世紀のインド・日本・ドイツにおける美術・デザイン教育をめぐって

国内外のアーティスト、デザイナー、研究者によるプレゼンテーション、パフォーマンスとディスカッション

bauhaus imaginista

この国際・学際シンポジウムは、京都国立近代美術館で開催される展覧会「バウハウスへの応答」が提示する思考や意図を掘り下げる企画である。ショート・プレゼンテーション、ディスカッション、アーティストによる介入(インターヴェンション)、映像上映、パフォーマンスなどをキュレーションした実験的な形式で行う。
 
展覧会「バウハウスへの応答」は、バウハウスの教育に対して並行する時期に異なる関係性を築いたインドと日本――すなわちインド・サンティニケタンの美術学校カラ・ババン1919〜39年)と日本で建築家・川喜田煉七郎が東京に設立した生活構成研究所(のちの新建築工芸学院)(1931~36年)――について議論を展開することを目指している。
 
シンポジウムの参加者たちは、第二次世界大戦前後(1930年代~1950年代)からその後、現在に至るまでの日本とインドにおけるバウハウスの影響を掘り下げる。理論的・歴史的研究に基づく発表、自身の経験や作品への考察、さらにはアートによる介入やパフォーマンスという形での実践を幅広く紹介する。本シンポジウムは、バウハウス協会ベルリン・デッサウ・ヴァイマール、ゲーテ・インスティトゥート、世界文化の家が「バウハウス100周年」を記念して行う一連の展覧会・イベントの一環として、ゲーテ・インスティトゥート東京の主催により開催される。
 
3名のアーティスト――ルカ・フライ(ヴィジュアル・アート)、Kyoka(サウンド・アート)、白井剛(ダンス)――が、バウハウスのコンセプト、形式、実践と自身の関わりを踏まえて本イベントのためのオリジナル作品を制作する。
 
本イベントのモデレーターは、美術史家・キュレーターのへレナ・チャプコヴァーと建築家の坂牛卓が務める。
 
bauhaus imaginista は、バウハウス協会ベルリン・デッサウ・ヴァイマール、ゲーテ・インスティトゥート、世界文化の家による共同プロジェクトである。バウハウス設立100周年を記念するこの研究プロジェクトは、さまざまな展覧会、ワークショップ、シンポジウムを開催する。この共同プロジェクトは、ゲーテ・インスティトゥートの国際的視座を得てさらに充実を増し、「100 Years of Now in Berlin 」プロジェクトの一部として世界文化の家とも緊密に連携する。
 
bauhaus imaginista は、ドイツ連邦首相府文化・メディア担当ドイツ連邦文化財団、ドイツ連邦外務省の助成金を受けて可能となった。ドイツ国外からは、中国、ニューデリー、ラゴス、モスクワ、ニューヨーク、ラバト、サンパウロ、東京のゲーテ・インスティテュート、およびLe Cube – independent art room(ラバト)ほか、さまざまな団体がパートナーとなっている。bauhaus imaginista は、China Design Museum / China Academy of Art (杭州)、独立行政法人国立美術館 / 京都国立近代美術館、Garage Museum of Contemporary Art(モスクワ)、SESC São Pauloの協力により実現した。
 
 
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