パフォーマンス バウハウス・サロン - オープン・ステージ

トルステン・ブルーメ + 専門学校桑沢デザイン研究所 ©トルステン・ブルーメ + 専門学校桑沢デザイン研究所

2018年12月20日(木)
19:00

ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール

オスカー・シュレンマーが1920年代にデッサウのバウハウスの舞台で展開した「バウハウス・ダンス」は舞台作品というよりも動きの研究であり、クリエイター(もしくはデザイナー)のための身体運動であった。
バウハウス・デッサウ財団による「オープン・ステージ・プログラム」は、世界各地の教育機関の学生および講師陣が、これらの舞台芸術におけるバウハウス教育を新たに研究・検証するプログラムである。今回のプロジェクト「バウハウス・サロン‐オープン・ステージ」で重要なパートナーとなる専門学校桑沢デザイン研究所(東京)の学生たちがパフォーマンス「グラフィック プラスチック コスミック ‐バウハウス・パントマイム」を披露する。上演後には来場者誰もが「バウハウス・ダンサー」に変身することができる。会場にはフォトスタジオが設けられ、衣装と小道具を着けて、アブストラクトな「踊る人間」に仮装して記念撮影をすることもできる。写真撮影を行った参加者は2019年のバウハウス100周年記念を万全の準備で迎えることになるだろう。
 
駐日ドイツ連邦共和国大使フォン・ヴェアテルン氏とゲーテ・インスティトゥート東京のペーター・アンダース所長が開会の辞を述べる。また、本企画のプロジェクト・リーダーであるトルステン・ブルーメ氏(バウハウス・デッサウ財団)と川畑明日佳氏(専門学校桑沢デザイン研究所)が、2014年に始まり2019年まで継続する日独共同のバウハウス・プロジェクトのアイデアと経緯について解説する。1954年に創立された専門学校桑沢デザイン研究所は、ドイツのバウハウスをモデルとして発足して以来、そのカリキュラムは常に時代を反映してきた。特に、バウハウス100周年を前にした今、バウハウス教育の遺産は改めて考察され、また更新され続けている。

統括:トルステン・ブルーメ(バウハウス・デッサウ財団)、川畑明日佳(専門学校桑沢デザイン研究所)、音響:今井慎太郎(国立音楽大学)、グラフィックデザイン:リンダ・ペンゼ(ライプツィヒ)
協力:在東京ドイツ連邦共和国大使館


 

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