ワークショップ 文学の国から
翻訳出版についてのワークショップ

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2019/09/08 (日)

ゲーテ・インスティトゥート東京 図書館


アクセス
ドイツ文化会館内
107-0052東京都港区赤坂7-5-56 2F

翻訳者は、言葉の壁を乗り越えうるものに、異文化の知識と思想を共有しうるものに変える。翻訳者は意思疎通を専門とする技術者であり、他者を解りうるものとして提示する。翻訳先の言語において文学的な表現に至るまでには、原文を深く読み込み解読・解釈しなければならない。そのような自立した技芸が翻訳という仕事である。

翻訳先の言語で文学的な表現に辿り着くためには、原文の解読・解釈はもちろんのこと、翻訳先の文化空間‐例えば日本‐の文芸書籍市場における慣習や、作品が出版・受容される背景なども翻訳者の知識として求められる。
当ワークショップでは、ドイツ最新の文学とベルリンをはじめとした文学事業の現状をテーマとする。
参加対象はドイツ語圏の文学を日本語に翻訳する翻訳者とするが、プロの翻訳者に限らず、出版経験の無い未来の翻訳者にとっても、最新ドイツ語文学の傾向やドイツ翻訳市場の実践的側面を見聞し、ドイツ語文学翻訳者のネットワークに足を踏み入れるための有意義な場となるであろう。今回のワークショップでは特に、文学都市ベルリンと、その活気と革新性に溢れる翻訳界にフォーカスする。

 
Jürgen Jakob Becker © Dorota Stroinska
ユルゲン=ヤコブ・ベッカー

ベルリン文学コロキウム(Literarisches Colloquium Berlin)のキュレーター/ 所長代理。また、ドイツ翻訳者基金(Deutscher Übersetzerfond)の事務局長であり、TOLEDOプログラムの創立者でもある。


犬飼 彩乃
首都大学東京助教、ドイツ語講師。作家クレメンス・ゼッツと共に2018年度のかけはし文学賞を受賞した。目下、クレメンス・J・ゼッツの「Indigo」の翻訳を行っている。

マイケ・マルクス
ドイツ語圏の出版社と日本を結ぶエージェントLiterary Agency Meike Marx代表。
 

プログラム(予定)
・ドイツにおける翻訳支援について
・媒介者としての翻訳者。日独における職業イメージの変遷
・ドイツ文学和訳翻訳者への作品紹介
・「翻訳家の街」ベルリン
・ドイツ語文学における最新の傾向/推薦書籍
・翻訳家・犬飼彩乃(かけはし文学賞受賞者)による経験談
・日本におけるドイツ語文学の翻訳支援
・日本における出版市場、出版社、出版物と翻訳について

参加希望者は2019年8月30日までにお申し込みください。お申込みいただいた方には、メールにてご連絡差し上げます。(定員制につき、申し込みが予定人数を超えた場合には、参加を遠慮いただく場合があります。)

本イベントはメルク株式会社の協力のもと開催されます。
 

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