討論会 オペラ制作の過程を追う 
シュトゥットガルト歌劇場の「地震」オペラ

Oper Stuttgart Oper Stuttgart

2017/04/17 (月)

ゲーテ・インスティトゥート東京、1階ホール

Oper Stuttgart

2018年7月1日の初演を目指して、細川俊夫が作曲を手がけるシュトットガルト歌劇場の新作オペラ・プロジェクトが始動しました。ドイツの作家ハインリヒ・フォン・クライストの小説『チリの地震』を土台に、最近ビューヒナー賞を受賞したばかりのマルセル・バイアーが台本を、舞台美術をアンナ・フィーブロックが担当、ドラマトゥルクのセルジオ・モラビトとともにヨッシ・ヴィーラーが演出します。

 このプロジェクトの主要メンバー4人が、準備のため4月東京に集結、4月11日の討論会「演劇についての新たな考察-舞台美術家アンナ・フィーブロックを迎えて」、14日の「言葉の響く世界 詩と音楽が出会う-マルセル・バイアー氏を迎えて」に続き、17日には『チリの地震』にちなむ新作オペラ(タイトル未定)についてのシンポジウムを開催いたします。細川氏、ヴィーラー氏&モラビト氏の演出家チーム、そしてコンサートのために来日中のシュトゥットガルト歌劇場常任指揮者のシルヴァン・カンブルラン氏もトークに参加し、オペラがいかに生まれ完成されてゆくのか、そのプロセスをみなさんに紹介します。オペラの未来のために、新作オペラをつくり育てることの重要性と、そこで劇場が担う役割や責任について、ヨーロッパの主要劇場で多くの新作の初演・再演にかかわってきた登壇者の皆さんと共に考えてみましょう。司会は中央大学准教授の森岡実穂さんです。

Team Oper Stuttgart © Toshio Hosokawa 左から:ヨッシ・ヴィーラー、細川俊夫、シルヴァン・カンブルラン、セルジオ・モラビト


東京ドイツ文化センターは今後も、伴走者として「地震」オペラ初演までのプロセスに関わっていきます。

関連企画
4月11日(火)19時~ 演劇についての新たな考察-舞台美術家アンナ・フィーブロックを迎えて

4月14日(金)19時~ 言葉の響く世界 (詩と音楽が出会う-マルセル・バイアー氏を迎えて)

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