コンサート 環世界音楽と機械学習



「美術・文学・音楽 X 人工知能」をテーマとする本展の重要な一翼として、4つの音楽コンサートをOISTにて開催する。講堂で行われる3つのコンサートでは、人間が機械美学に基づいて作曲した音楽、機械が人間美学に基づいて作曲したとされる音楽を特集する。屋外で行われるコンサートは、参加型のワークショップ&パフォーマンスとなる。

演目
 
Part 1: 平石博一

 「時空のかすかな記憶」 
「プリスマティック・パルセイション第2番」 
「九十九折五番」 (世界初演) 
新作(ピアノ+弦楽四重奏)世界初演 
「8ch空間音楽」
 
 
Part 2: AI作曲

 中世、ルネサンス: 多声合唱
ジェイソン・サケラリオー「ギョーム・ド・マショーのスタイルで」「レイヴンズクロフトのスタイルで」「パレストリーナのスタイルで」
 バロック・コラール合唱: レイ・ウォーリー「バビロンの流れのほとりに」
ガエタン・アジェール「われ汝を呼ぶ」「天にまします我らの父よ」
「言葉も制約もなしのコラール」
 モーツァルト: ステファン&カルロス「束縛なしのモーツァルト」「制約つきのモーツァルト:トルコ風で機械的にKV 415 8/11」
 古典派、ロマン派、近代: デヴィッド・コープ(音楽知能システムEMIにもとづく)「ソナタ(ベートーヴェン風)」「狂誌曲(ブラームス風)」「前奏曲(ドビュッシー風)」「誌曲(スクリャービン風)」「小品(シェーンベルク風)」「夢(ヴェーヴェルン風)」
 20世紀および現代: ブライアン・べマン「専門家としてのコンピュータ(作曲したって誰も気に留めやしないよ)」(ミルトン・バビットのスタイル)イサロ・ゴイエネチェア「バスクからロンドンへ」(バスク民謡)
 
田中翼「細胞錬金術」(オリジナルスタイル)
 
Part 3: アフタートーク
出演:平石博一、田中翼、中ザワヒデキ

 
本展は東アジア地域ゲーテ・インスティトゥートによる「A Better Version of 人」参加企画である。

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