アーティスト・トーク 演劇についての新たな考察 – ペーター・コンヴィチュニーを迎えて

Der Freischütz  © Jörn Kipping

2018/06/27 (水)

19:00 - 21:00

ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール

「演劇についての新たな考察」は現代演劇への独自の切り口を紹介するシリーズ。今回は、オペラ演出家のペーター・コンヴィチュニーを招いて、自身の演出家としての仕事、特に今回東京二期会オペラ劇場にて演出する『魔弾の射手』へのアプローチについてじっくりと語ってもらう。
 
コンヴィチュニーはこれまで何度もオペラ専門誌『オーペルンヴェルト』の年間最優秀演出家に選ばれている。その演出は時に極端といえるほど先鋭的で、作品の音楽的な本質に迫って新たに舞台化してみせる。しかしそれによって内容を変質させるのではなく、先入観念から開放された観客が、まっすぐに作品の本質に迫ることを可能にしてくれる。
 
今回の『魔弾の射手』の演出では、そのストーリーを氏がいかに読み解き、それを舞台上でどのような表象に結び付けてゆくのか、さらには、社会的、政治的、経済的視野から見たオペラ創作の現場を巡る環境についても言及するほか、観客からの質問にも答える機会を設ける。
 
司会は中央大学経済学部、森岡実穂准教授(オペラ演出批評)。
 
ペーター・コンヴィチュニー演出「東京二期会オペラ劇場『魔弾の射手』」“東京プレミエ”は、7月18日(水)~22日(日)に東京文化会館で開催。チケットは発売中。

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