ワークショップ ヤエル・ロネン 演劇ワークショップ
「<今>を生きること」

Theaterworkshop mit Yael Ronen -  Gegenwart erleben © pixabay

2018/07/28 (土)

10:00 - 13:00

ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール

ヤエル・ロネンが「ドイツ同時代演劇リーディング・シリーズ」で来日するにあたり、マキシム・ゴーリキー劇場の亡命アンサンブル(Exil Ensemble)のメンバーとともに創り上げた『冬の旅 رحلة الشتاء』の作品作りの現場を体験できる貴重な演劇ワークショップを実施する。
 
同ワークショップでは、個人的・政治的な立場の違いや先入観・葛藤などと向き合うために、全員が意識を共有してそれぞれの共通項や接点を探すことを試みる。参加者はロネンと共に、現実とフィクション、それぞれの個人的なエピソードなどと取り組みながら、作品作りの土台となる集団的・創造的プロセスを体験する。
 

対象:パフォーマー、演出家などの実演者(多様なバックグランドを持つ参加者歓迎)
 
お申し込み:
お名前、所属・職業、住所、連絡先(電話、メール)を明記のうえ、簡単な志望動機(2、3行)を添えてメールでお申し込みください。(7月19日現在で定員に達しましたので、受付を中止いたします。)

 ヤエル・ロネン

 1976年、エルサレムの演劇一家に生まれたヤエル・ロネンは、イスラエルを代表する最も刺激的な演出家として、現在ベルリンとテル・アビブの両方にベースに、ドイツ語圏で目覚しい活躍をしている。俳優たちのグループと共にリサーチを行い、彼らの私的な経歴などを取り込む手法により作品を次々に発表して、世界的な評価を確立した。イスラエル、パレスチナ、ドイツの俳優が参加した『第三世代 Dritte Generation』(2008)は大反響を呼び、多くのフェスティバルに招聘された。『コモン・グラウンドCommon Ground』に続いて、2016年には『The Situation』でベルリン演劇祭「テアタートレッフェン」に招待参加。2017年には、世界演劇祭で国際演劇協会賞(ITI Preis)を受賞。ベルリンのマキシム・ゴーリキー劇場では2017年4月に、新しく結成されたExil Ensemble(亡命アンサンブル)とともに制作した『冬の旅』の初演を行い、同作品により、2017年EU主催第14回Europe Prize for Theatrical Realitiesを受賞している。

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