映画上映 EUフィルムデーズ2019:エミリ・アテフ監督「ロミー・シュナイダー ~その光と影~」

3 Tage in Quiberon © Peter Hartwig, Rohfilm Factory

2019/06/04 (火) -
2019/07/05 (金)

東京、京都、広島

今回で17回目を迎えるEUフィルムデーズは最新のヨーロッパ映画を日本に紹介する。エミリ・アテフ監督の『ロミー・シュナイダー~その光と影~』は本年度のドイツ映画。

1981年、世界的大女優ロミー・シュナイダーは、フランス、ブルターニュ地方のキブロンで静養のために数週間を過ごしていた。そこに、長年の友人ヒルデが訪れてくるが、加えてドイツから青年記者ミヒャエル・ユルクスとカメラマンのロベルト・レーベックがやって来る。ロミーが週刊誌シュテルンのインタビューに答えることを承諾すると、繊細なスター女優と野心的ジャーナリストの攻防が始まる。友人ロミーを精神生活の曝露から守ろうとするヒルデと2人のジャーナリスト、ちぐはぐな4人の嵐のような3日間。
 
1981年のシュテルン誌に掲載された実際のインタビューと、キブロンで撮られた白黒のポートレート写真に基づいて制作された作品。当時の雰囲気を再現した映像に、痛々しいほどに人間らしいロミー・シュナイダーが描かれている。自己顕示とメディア搾取、生への激しい渇望の狭間で揺れる映画スターの複雑な心の内に迫る。本作は2018年のドイツ映画賞にて7部門での受賞に輝いた。
 
今回で17回目を迎えるEUフィルムデーズは最新のヨーロッパ映画を日本に紹介する。エミリ・アテフ監督の『ロミー・シュナイダー~その光と影~』は本年度のドイツ映画。

2018年/ 115分/ ドイツ語・フランス語、日本語字幕つき
監督:エミリー・アテフ
キャスト:マリー・ボイマー、ビルギット・ミニヒマイヤー、ロベルト・グヴィスデク

東京:国立映画アーカイブ
6月04日(火) 19:00
6月13日(木) 15:00

京都:京都府京都文化博物館
6月16日(日) 17:00
6月19日 (水) 13:30

広島:広島市映像文化ライブラリー
7月05日(火) 18:00

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