展覧会 WIEDERSEHEN an der FASSADE

Wiedersehen an der Fassade © Sanekatsu Toda

10月12日~17日(日)
9:00-18:00

ゲーテ・インスティトゥート東京, ホワイエ

戸田尚克作品展

ドイツ語で綴られた本展覧会タイトル 「Wiedersehen an der Fassade」 は、「ファサードそばでの再会」を意味する。戸田は、2019年より2021年2月までのおよそ一年半を、ドイツ・ミュンスターで過ごし、「場に付随する記憶」をキーワードに、第⼆次世界⼤戦後の市街地再建の歴史とその再建を支えた採⽯場をリサーチした。現存する写真媒体から街の景観が再現されたという再建プロセスに着想を得、市の歴史を象徴する旧市庁舎の壁から、拓本という身体的複製行為を行い、複数枚を採取。さらにその拓本群から造形されたオブジェと採石場を収めた、本展覧会と同名の映像作品、「Wiedersehen an der Fassade」を制作した。建材として一度切り取られたものを、かつてあった場所へと再接続することを試みようとするも、元には戻らない様と、両者の間に生じたズレが示すそれぞれの時間が可視化される。ドイツのロックダウン下で制作されたこれらは、再会という⾔葉を通して、一度断絶され元には戻らない⽇常の流れを、いかに過去の記憶と共に紡いでゆくのかという問いかけを示唆している。  

戸田尚克
1995年東京出身。東京芸術大学 美術研究科 彫刻専攻 在籍。「場に付随する記憶」をキーワードに、主にインスタレーション、立体を中心に作品を制作。2019年から2021年2月までドイツのミュンスター芸術アカデミーに留学、現地の市街地復興の歴史についてリサーチと作品制作を行う。またアートコレクティブ ”iittee” のメンバーとして国際的にも活動。

Special Thanks:
Klasse von Profs. Maik und Dirk Löbbert (Kunstakademie Münster)
Dr. Bernd Thier (Stadtmuseum Münster)
Dr. Joachim Eichler (Baumberger Sandstein Museum)
Masako Kato
Yui Tombana
Catinca Malaimare
Frisovalantis Tsiadas 
Kevin Kowski
 

 
 

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