ドレーン・クツケ
音楽

Doreen Kutzke © birgit kaulfuss Doreen Kutzke © birgit kaulfuss

ドレーン・クツケは、声楽家、作曲家、俳優、パフォーマンスアーティスト、ヨーデル専門の声楽教師として活動している。

幼少より歌とヨーデルを始め、声を主体とする音楽プロジェクトに取り組んできた。ベルリン・クロイツベルクのヨーデル専門学校の設立者であり、世界各地でヨーデルの歌唱や高度な発声法を教えている。これまで、レイキャビクのアイスランド芸術アカデミー、ロンドン・ゴールドスミス大学、ベルリン芸術大学などで声楽講師として教鞭をとり、ロサンゼルスの「ヴィラ・オーロラ」や「Metabolic Studio」にレジデンス滞在した。映画や演劇のための作曲を手掛け、12年前よりベルリンの合唱団の指導を行うほか、自身も『Kutzkelina』のアーティスト名で活発な演奏活動を行っている。

ヴィラ鴨川滞在中は、日本の「声明」の歌唱テクニックについてリサーチをしたいと考えている。京都で声明の構造や成り立ちについて学び、ヨーデルの技法との類似点を探して、両者を組み合わせた多声楽曲を作曲するための礎にする予定である。また、ヨーデルのワークショップや公開講座等も行いたいと考えている。
 

カレンダー

2024年3月23日
さあ、ヨーデルを歌おう!

ドレーン・クツケのヨーデル・ワークショップ
14時~17時 – ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川、ホール