Zoomによるオンライン 基調講演 The Hidden Project 隠れたプロジェクト:キュレーションとアクセシビリティを探求するクリエイティブ・ラボ

The Hidden Project © The Hidden Project The Hidden Project © The Hidden Project

2022年2月17日 (木)13:00~14:30(日本時間)

Online

アマンダ・カチアによるオンライン基調講演
クリエイティブ・アクセス:ディスアビリティ・アート・アクティビズムとキュラトリアルな対応

展覧会を開催するにあたって、作品が完成し美術館やギャラリーに設置されるばかりになって、ようやくアクセシビリティの問題に思い至るということがよくあります。
しかし、もしアーティストが最初からアクセシビリティを作品の不可欠で重要な要素と考えていたら、どうでしょう。よりクリエイティブで実験的な方法で作品にアクセスできるようになるでしょうか。またキュレーター側も、アーティストとの共同作業の中で、アクセスの問題をキュレーションの実践に取り入れて、それを理論的・実践的な原動力とすることで、より多様な観客がアクセスできる展覧会を作ることができるかもしれません。

この分野で活躍するアーティストやキュレーター、研究者達が増えていますが、インクルーシブ・アートの活動を専門とするアマンダ・カチアはこの講演で、展覧会制作や芸術活動における実験的なアプローチを通して、アクセシビリティについてどのように考えられているかを紹介します。

進行:オリバー・ハルトマン Oliver Hartmann(ゲーテ・インスティトゥート上海)、吴雅琼 Wu Yaqiong(OCAT上海)。
  Keynote from Dr. Amanda Cachia (International Sign Language) © Sandra Schügerl  
 

アマンダ・カチア Dr. Amanda Cachia

Dr. Amanda Cachia © Amanda Cachia

アマンダ・カチアは、インクルーシブ・アートの活動やアート界におけるクリエイティブなアクセスを専門に活動しているキュレーター、ライター、美術史家。これまでに約40の展覧会を企画し、その多くはアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダの各都市で開催されている。彼女のキュレーションの焦点は、障害のあるアーティストやプロデューサーの興味を表現すること。2017年にカリフォルニア大学サンディエゴ校で美術史・理論・批評の分野で博士号を取得し、現在、「Disability, Art, Agency: Participation and the Revision of the Senses」と題した論文を執筆中で、デューク大学出版局からの出版が予定されている。オーティスカレッジ・アート&デザイン、カリフォルニア芸術大学、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校、同大サンマルコス校、サンディエゴ州立大学など、さまざまな大学で美術史、視覚文化、キュレーションを教えている。



視聴リンク(ZOOM)https://goethe-institut.zoom.us/j/88309015765?pwd=YjROd0drV0IrU3g0Q0p3SjlVMU1Cdz09
パスワード:Goethe123!

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