ドイツ・ドレスデン出身の現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒター(1932-)が90歳を迎えた今年、東京国立近代美術館を会場に、画家が手元に置いてきた初期作から最新のドローイングまでを含む約110点によって、一貫しつつも多岐にわたる60年の画業を紐解く展示が行われます。
展示の中心となるのが、日本初公開となる《ビルケナウ》(2014)です。リヒター近年の最重要作品と位置付けられる本作は、4点の巨大な抽象画で構成される連作で、ホロコーストを主題としており、作家自身にとっても重要な位置を占める作品です。
主催:東京国立近代美術館、朝日新聞社
後援:ドイツ連邦共和国大使館、ゲーテ・インスティトゥート東京、在日ドイツ商工会議所
特別協力:ゲルハルト・リヒター財団、ワコウ・ワークス・オブ・アート
協力:小川香料ホールディングス、ルフトハンザ カーゴ AG、岡建工事
関連企画
東京国立近代美術館/ゲーテ・インスティトゥート東京共同企画
「ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ》についての考察」
レクチャーとトーク(日独同時通訳付き)
登壇者:ディーター・シュヴァルツ(オンライン出演)、西野路代、司会:桝田倫広(東京国立近代美術館)
日時:8月20日(土)17時~
会場:ゲーテ・インスティトゥート東京ホール
入場無料
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