ゲーテ・インスティトゥート東京の催し物
ドイツと日本のダンス交流は 1910 年代に始まります。かつて日本の若い舞踊家達は、勇躍とドイツを訪れ、当時「ノイエタンツ(新しいダンス)」もしくは「フライアータンツ(自由なダンス)」と呼ばれた「表現舞踊」を学び、日本のモダンダンスの礎を作りました。1934 年には表現舞踊の代表的舞踊家、ハラルト・クロイツベルクが来日しています。
戦後から今日に至るまで、ドイツのダンス文化は様々の形で日本の現代舞踊に多大の影響を与え、一方、日本の舞踊作品も広くドイツで受け入れられ、多くの舞踊家がドイツに拠点を構えています。ゲーテ・インスティトゥート東京開設60年をきっかけに企画された本展では、100 年余にわたる舞踊における日独の交流史のハイライトを貴重な写真資料、映像とともに振り返ります。
キュレーション:溝端俊夫(特定非営利活動法人ダンスアーカイヴ構想代表)
"Die Generalprobe" © Laura Film
映画上映《舞台リハーサル》
(西ドイツ/フランス、1980, 88分、日本語字幕付き)
監督、脚本:ヴェルナー・シュレーター
出演:ピナ・バウシュ、ラインヒルト・ホフマン、大野一雄、山海塾他
1980年のナンシー国際演劇祭(フランス)を題材にしたヴェルナー・シュレーターのドキュメンタリー映画。ドイツのテレビ局の委嘱により制作された本編は、上演やリハーサルの映像に加えて、ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団や舞踏家大野一雄などのインタビューから構成されており、芸術と政治の関係についても考察しています。
(協力:同志社大学 学生支援機構 今出川校地学生支援課)
日時:10月29日(土)16:30
10月30日(日)14:00
会場:ゲーテ・インスティトゥート東京ホール
入場料:1.000円 (前売り:
PEATIX)
※ 当日券販売します。
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