2025年のゲーテ・インスティトゥートに開催PASCHラリー
2025年のPASCHラリー
ゲーテ・インスティトゥート東京は、毎年恒例のPASCHラリーにPASCH生を招待しました。5月11日には約70名の参加者を迎え、今年も大盛況のうちに幕を閉じました。
PASCHラリーは生徒たちにが楽しみにしているイベントの一つです。異なる学校のPASCH生が集まるだけでなく、この日のプレゼンテーションを通して、ゲーテ・インスティトゥート、ドイツ大使館、ドイツ学術交流会(DAAD)、ドイツ政府観光局(DZT)についての理解を深める絶好の機会となっています。
インスティテュートのリーダー、メラニー・ボーノさんは、東京のゲーテ・インスティトゥートでPASCHの学生たちを歓迎します。 | © Goethe-Institut Tokyo
続いて、在日ドイツ大使館の文化部長グロートフーゼン氏がご登壇されました。グロートフーゼン氏は自身の日本語学習の経験について語り、母語であるドイツ語との違いを交えながら、生徒たちに向けて興味深い話をしました。
イベントでは、さまざまな機関の紹介も行われます。DAAD(ドイツ学術交流会)は、進学情報担当の大山美由紀氏とインターンのララ・ゼーガー氏によって、情報豊かで時にはユーモアも交えたプレゼンテーションが行われました。DZT(ドイツ観光局)は観光局長西山氏と、インターンのミヒャエル・パウル氏、ラース・ユングニック氏が紹介を担当しました。また、ゲーテ・インスティトゥート東京の図書館については、セリン・ルイ氏が案内役を務めました。
さらに、この日は特別に、獨協高等学校と早稲田大学高等学院の卒業生である狩野晋一郎さんと尾崎将太さんも参加してくださり、PASCHの生徒としての体験や、ドイツ滞在の思い出を共有してくれました。
この取り組みの一環として、毎年さまざまなイベントが開催されており、生徒たちはドイツについての知識を深めたり、語学力を伸ばし、さらにはドイツ語を母語とする人と交流する機会も得られます。
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この日のプログラムは、生徒から寄せられたさまざまな質問に丁寧に答えるだけではありませんでした。「PASCHラリー」という名前が示すとおり、知識を試すゲームも行われ、素敵な賞品を手に入れるチャンスもありました。
たとえば、「ドイツの首相は誰?」「ドイツにはいくつのパンの種類がある?」「カケハシ文学賞とは?」「“Märchen(メルヒェン)”はどう発音する?」といった質問が出題されました。皆さん、答えが分かりますか?東京のPASCH生徒たちは、もうバッチリです。
参加した生徒たちは学校の枠を超えてグループを組み、「ドイツ・クイズ」にチャレンジしました。ゲーテ・インスティトゥートの図書館で本を手に取りながら答えを探したり、DAADやDZTのインターンと会話したり、あちこちで記念のセルフィーを撮ったりと、楽しみながら学べるひとときとなりました。
そしてクイズの後には、スタンプラリーがスタート!ゲーテ・インスティトゥートの図書館、DAAD、DZT、そしてPASCH卒業生たちが、それぞれ工夫を凝らした課題を用意し、生徒たちはそれに挑戦してスタンプを集めました。
たとえば、DZTによるVRゴーグルを使った「バーチャル・ドイツ世界遺産見学」や、図書館スタッフと一緒に遊ぶ「マンカラ」や「Mensch-Ärgere-Dich-Nicht」など、バラエティ豊かなアクティビティが用意されていました。スタンプを集めた生徒には、最後に素敵な賞品も待っていました。