1.1 ゲーテ・インスティトゥートの試験に参加するにあたり、受験者にはゲーテ・インスティトゥートの定める試験規定(Prüfungsordnung)および試験実施規則(Durchführungsbestimmungen)が適用されます。
www.goethe.de/pruefungen
1.2 試験会場はゲーテ・インスティトゥート東京(東京都港区赤坂7-5-56)および関西日仏学館 ・京都(京都市左京区吉田泉殿町8)です。
1.3 筆記試験と口頭試験は、原則として同じ日に実施されます。A1およびA2の試験は全体として受験する必要があります。A2の受験者は、不合格となったパート(筆記または口頭)を、1年以内に1回に限り再受験することができます。ただし、A2試験の部分再受験では、「読む」「聞く」「書く」をそれぞれ単独で再受験することはできません。また、異なる時期に実施された2つのドイツ語試験の結果を組み合わせて合格とすることもできません。B1、B2、C1、C2のモジュール式試験については、モジュールを個別に、または組み合わせて受験することが可能です。モジュール別試験の再受験には期限はありません。
1.4 すべての受験者は、筆記試験および口頭試験の際に公的に認められた有効な写真付き身分証明書(パスポート、運転免許証、写真付きマイナンバーカードなど)を提示する必要があり、それがない場合は受験が認められません。上記の理由で受験できなかった場合は、既に支払われた受験料の払い戻しは致しません。
1.5 受験者が試験会場に遅刻したり、試験を妨げる、あるいは他の受験者に対し危害を加える行為を行った場合には、試験に参加できなくなります。これらの事由を満たす場合、受験料は返金されません。
1.6 試験開始前に、病気や怪我が理由で試験の欠席を申し出た場合、試験後5日以内に医師の診断書を提出することにより、受験料は次回以降の試験日に振り替えることができます。ただし、受験料は返金されません。
1.7 障害に応じた特別な対応が必要な受験者は、所定の診断書を提出することにより、一定の条件の下で受験することができます。受験者の受験条件に関しては、下記のリンクをご参照ください。
https://www.goethe.de/pro/relaunch/prf/de/Teilnehmende_mit_spezifischem_Bedarf.pdf
1.8 各試験ともに鉛筆は使用不可です。黒か青のボール ペンで解答用紙にご記入いただきます。消せるタイプ のボールペンおよび修正液、修正テープは使用でき ません。作文の課題で訂正する際は、線を引いて横に 正しい解答を記入してください。「読む」「聞く」の回答用紙での解答の訂正は試験監督官の指示に従ってください。
1.9 デジタル版B1・B2・C1試験の実施について
B1、B2、C1試験のデジタル版における「読む」「聞く」「書く」の各試験は、ゲーテ・インスティトゥート東京が用意するドイツ語キーボード付きノートパソコンを使用して実施されます。デジタル試験の会場は、ゲーテ・インスティトゥート東京です。試験の所要時間、形式、ならびに合格証の有効性は、ペーパー版のB1・B2・C1試験と同一です。