DLL研修のながれ
オンライン・ライヴミーティング
各研修モジュールには、意見交換・協働・ネットワーキングを促進する3回のオンライン・ライヴミーティングが含まれています。
- 開始時のライヴミーティング:
参加者同士がグループとして知り合い、運営上の事項を確認し、モジュールのテーマに一緒に取り組み始めます。 - 間のライヴミーティング:
これまでの研修期間を振り返り、PEP(実践探索ミニプロジェクト)のアイデアを出し合い、小グループに分かれてフィードバックを取り入れながら準備を開始します。 - 終了時のライヴミーティング:
小グループでPEPとその成果を発表し、全体で意見交換を行います。また、研修全体の評価も行います。
学習プラットフォームでの学習方法
DLL各モジュールの内容(課題、ビデオ、意見交換の機会を含む)は、ゲーテ・インスティトゥートの学習プラットフォーム「Mein Goethe.de」上のオンラインコースを通じて提供されます。
すべてのDLL研修は、ゲーテ・インスティトゥート認定のDLLトレーナーが指導・サポートします。トレーナーは、毎週の読解・学習計画を立て、参加者を継続的にサポートします。参加者は、週ごとの課題をいつ・どこで取り組むかを自由に決めることができます。内容は自主学習で習得し、課題については他の参加者やDLLトレーナーとプラットフォーム上で定期的に意見交換を行います。
以下のリンクから、オンラインコースの内容や課題の一部をご覧いただけます。アクセスには登録は不要です Schnupperkurs DLL 1
DLLの各モジュールは、書籍として市販もされています。書籍にはDVDが付属しており、授業記録ビデオへのQRコードも含まれています。
教材を見てみる(例):DLL 5: Lehr- und Lernmaterialien
実践探索ミニプロジェクト(PEP)
実践探索ミニプロジェクト(PEP)は、アクションリサーチにおける最も重要な手法であり、DLL研修の核をなす要素です。
© Goethe-Institut
- 他の参加者との意見交換を通じて、研修テーマに関連する小規模な授業プロジェクトを実施します。
- 自身の授業実践が中心となります。
- PEPでは、実践に基づいて問いを立て、授業を構造的に観察・評価し、必要に応じて改善することが可能です。
- 他の参加者との意見交換を通じて、授業におけるさまざまな状況に対する新たな視点や気づきを得ることができます。
- 目的は、既存の授業のルーティンを見直し、新たなアプローチを試し、自分の授業を新たな視点から捉え直すことです。
PEPの問い(リサーチクエスチョン)
実践調査プロジェクト(PEP)の出発点は、DLL各モジュールから得られるインスピレーションです。
例
授業中に課題の指示を出す際、学習者の母語を時々使用していることに気づいたとします。そこで、PEPでは、課題の指示を一貫してドイツ語で行った場合に学習者がどのように反応するかを調査します。学習者の様子を観察し、その結果を記録します。
この調査は、明確な「問い」の形で定義されます。
例:
「課題の指示を一貫してドイツ語でおこなうと、どのようなことが起こるか?」
その後、3人グループで、トレーナーの指導のもと、授業と実践を構造的に観察・分析するための指標や測定方法を決定します。
PEPの発表と記録
DLL各モジュールを修了するためには、PEPの発表と、個人による簡潔な記録(ドキュメンテーション)の作成が必要です。
各グループは、第3回オンライン・ライヴミーティングにおいて、自身のPEP、その成果、および得られた知見を発表します(PEP発表)。
その後、各参加者は個別にPEPの記録を作成します。この記録では、自身のPEP、得られた結果、そしてPEP発表時の議論を振り返り、簡潔に文章でまとめます。
この記録のために、所定の記入用紙(フォーム)が提供されます。
DLL各課の修了要件
DLL各課を修了するためには、以下の要件を満たす必要があります:
- 必須課題の75%を完了すること
- 実践調査プロジェクト(PEP)を実施し、PEP発表を行うこと
- PEPの記録(ドキュメンテーション)を作成すること
- すべてのオンライン・ライヴミーティングに参加すること