2015年10月29日(木)19:00-21:00

大江健三郎:「70年前の昨日」

講演/朗読|ギュンター・グラス追悼 (申し込みは終了致しました)

  • ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール, 東京

  • 言語 日本語(日独同時通訳付き)
  • 料金 03-3584-3203

Kenzaburo Oe: „Gestern, vor 70 Jahren“ © Goethe-Institut Tokyo

(申し込みは終了致しました)

私たちは、第二次世界大戦からどのような経験を引き出すことができるのでしょうか。そして、責任と罪を受け止め、それと取り組みながら、どのように共に平和な将来を築くことができるのでしょうか。

 
1995 年、ギュンター・グラスと大江健三郎、二人のノーベル文学賞作家が、朝日新聞とフランクフルタールントシャウ紙の委託によって互いの戦争経験についての公 開の往復書簡を交換しました。「焼け出された子供」として、そして二人の祖国ではよく知られた現代社会との批判的対決のうちで、この二人の作家は、当時の 政治的、社会的諸問題、日本とドイツの情況、また個人的な体験などについて議論を展開していきました。
 
戦後70年を迎えた今年、大江氏が途絶えていた往復書簡を再開しようとしていた矢先、2015年4月13日にグラス逝去するの報を受け取りました。こうして往復書簡再開の実現は果たせなくなりました。
これを受けて、東京ドイツ文化センターは、大江健三郎氏によるギュンター・グラス追悼講演を行ないます。大江氏が「偉大な、そして親愛なギュンター・グラス」のために、この往復書簡について、またそこで議論された大切な様々な問題について語ります。
 
プログラム

19:00 開会の辞:
東京ドイツ文化センター所長
ライムント・ヴェルデマン
19:10 挨拶
ドイツ連邦共和国大使館広報文化部長
ロベルト・フォン・リムシャ
19:25 講演
大江健三郎
20:00 大江健三郎、ギュンター・グラス往復書簡からの朗読

休憩

20:30 大江健三郎氏との対話
21:00 レセプション
 
司会:関口裕昭(明治大学教授、ドイツ文学者)
 
 
大江健三郎
1935 年四国愛媛県の大瀬村生まれ。世界で最も重要な作家の一人。『個人的な体験』、『万延元年のフットボール』、『雨の木を聴く女たち』など多数の小説、短編 小説、エッセーなどを出版。1958年『飼育』で当時最年少の23歳で芥川賞を受賞。1994年にノーベル文学賞を受賞。
 
ギュンター・グラス:
1927 年ダンツィヒ市(現在はポーランドのグダニスク)生まれ。彫刻やデッサンを学んだ後、フリーの作家となる。『ブリキの太鼓』、『猫と鼠』、『犬の年』(ダ ンツィヒ三部作)、『蟹の横歩き』など戦後ドイツ文学を代表する作品によって多くの国際的な文学賞を受賞。画家・版画家としても高く評価されている。 1999年にはノーベル文学賞を受賞した