2015年11月7日(土)~11月20日(金)
ヘルツォーク傑作選2015
映画
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シネ・ヌーヴォ
〒550-0027 大阪市西区九条1-20-24 - 言語 ドイツ語(日本語字幕)
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料金
一般:1500円、学生:1300円、シニア 1100円、 会員:1000円
※ドイツ文化センターのドイツ語講座受講生割引きあり。
ドイツが生んだ奇才、ヴェルナー・ヘルツォークがシネ・ヌーヴォに帰ってくる!ヴィム・ヴェンダースらと並び、1960年代から1980年代にかけてドイツで起きた新しい映画の動き「ニュー・ジャーマン・シネマ」の監督として知られるヘルツォーク。盟友クラウス・キンスキーとのタッグで生まれた『アギーレ/神の怒り』『ノスフェラトゥ』『フィツカラルド』『コブラ・ヴェルデ 緑の蛇』の代表作をはじめ全8作品を一挙上映!カオスと狂気に充ちたヘルツォークの世界をご堪能あれ!
上映作品
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| 小人の饗宴 | アギーレ/神の怒り |
『小人の饗宴』Auch Zwerge haben klein angefangen
(1969―1970年/96分/日本語字幕付き/デジタル・リマスター版)
出演:ヘルムート・デーリング
人里離れた施設で始まったアナーキーなドンチャン騒ぎ。衝撃的な内容に物議を醸したが、世界のアートシーンに与えた影響は計り知れない。ヘルツォークは「ニワトリが恐ろしいと示したのは私が最初です」と語る。
『アギーレ/神の怒り』Aguirre, der Zorn Gottes
(1972年/91分/日本語字幕付き/デジタル・リマスター版/新訳)
出演:クラウス・キンスキー
16世紀、アマゾンの奥地に黄金郷を求めたスペイン探検隊の実話が原作。最後の峠を越えたところで厳しい自然に阻まれ、食料も底をつき探検隊は内部崩壊してゆく。『タイム』誌が選ぶ<歴代映画100選>の1本に!
『カスパー・ハウザーの謎』Kasper Hauser-Jeder für sich und Gott gegen alle
(1974年/110分/日本語字幕付き/デジタル・リマスター版)
出演:ブルーノ・S 音楽:ポポル・ヴー 使用音楽:ヨハン・パッヘルベル、オルランド・ディ・ラッソ他1974年カンヌ国際映画祭審査員グランプリ
映画史上に残る傑作。1828年、ニュルンベルクの路上で、言葉も喋れない青年が発見されたいた。地下室に閉じ込められていたようだ。彼はカスパー・ハウザーと名付けられ、ある篤志家に引き取られ、言葉を習得して通常の生活を送るようになるが、突然正体不明の男に殺される・・・。
カスパーはナポレオン二世の落とし子などの噂もあるが出自も暗殺の真相も不明。小説・音楽など多くのクリエイターを引き付けたこの実話を題材に、ヘルツォークは、精神病施設からの脱走を繰り返したというアマチュアのブルーノ・Sをカスパーに起用。
『シュトロツェクの不思議な旅』Stroszek
(1976年/104分/日本語字幕付き/デジタル・リマスター版)
出演:ブルーノ・S エーファ・マッテス
シュトロツェクは刑務所出所後、エーファとシャイツ老と、成功を夢見てドイツから米国に渡るが・・。シュトロツェクストロチェクに『ガスパー・ハウザーの謎』のブルーノ・S、エーファに『ドイツ・青ざめた母』のエーファ・マッテスを起用。三人いずれも見事なはまり役!
『ノスフェラトゥ』Nosferatu - Phantom der Nacht
(1978年/103分/日本語字幕付き/デジタル・リマスター版)
出演:クラウス・キンスキー、イザベル・アジャーニ、ブルーノ・ガンツ
クラウス・キンスキー演じる白塗りのドラキュラ伯爵の迫力と、アジャーニの妖しい美しさに息をのむ。『ヒトラー~最後の12日間~』の名優ブルーノ・ガンツが、アジャーニとカップルを演じているのも見もの。
『ヴォイチェック』Woyzeck
(1979年/77分/日本語字幕付き/デジタル・リマスター版)
出演:クラウス・キンスキー エーファ・マッテス
兵士ヴォイチェックの頭には、しょっちゅう、不思議な声が響いていた。その声に導かれるように彼は・・・。原作は19世紀に23歳で亡くなった天才ゲオルク・ビューヒナーによる未完の小説。
『フィツカラルド』Fitzcarraldo
(1981―1982年/151分/日本語字幕付き/デジタル・リマスター版)
出演:クラウス・キンスキー、クラウディア・カルディナ―レ
1982年カンヌ国際映画祭監督賞受賞
19世紀末ブラジル。稀代のテナー、エンリコ・カルーソーに感激したフィツカラルドが、アマゾンの奥地にオペラハウスを建てようと始めた事とは・・。船の山越えシーンが伝説になった途方もないスケールの映画!
『コブラ・ヴェルデ 緑の蛇』Cobra Verde
(1987年/106分/デジタル・リマスター版)
出演:クラウス・キンスキー
19世紀初頭のブラジル。フランシスコは農園主の娘に手を付けたため、アフリカに飛ばされ奴隷商人コブラ・ヴェルデとなるが、勲功をあげアフリカ総督になる。だが、栄華は続かず、首に懸賞をかけられる身に・・・。稀代の役者、クラウス・キンスキー
ヴェルナー・ヘルツォーク
1942年9月5日ドイツ生まれ。スジガネ入りのフリーターだった父親のもと、ドイツ南部を転々として電話も知らない少年時代を過ごす。『カスパー・ハウザーの謎』(1974年)でカンヌ国際映画祭審査員グランプリ、『フィツカラルド』(1982年)で同監督賞受賞。また、『ミスター・ロンリー』(2006年/ハーモニー・コリン監督)などでは俳優としても活躍。『ローエングリン』(1990年バイロイト音楽祭にて公演)や『忠臣蔵』(三枝成彰作曲・島田雅彦脚本1997年)など数多くのオペラも演出。2012年には、米国テキサス州の刑務所で服役中の死刑囚にインタビューしたドキュメンタリーInto the Abyss、2014年にはニコール・キッドマン主演でQueen of The Desertを完成させた後、現在は、Vernon God Little(邦訳「ヴァーノン・ゴッド・リトル 死をめぐる21世紀の喜劇」(D・B・Cピエール著/都甲幸治訳/ビレッジブックス刊))を原作に新作準備中である。
※ドイツ語講座受講生は、窓口で受講証を提示すると1000円で鑑賞できます。