2015年7月1日(水)~12日(日)

EU Film Days 2015
『西という希望の地』

上映会  

  • 京都府京都文化博物館

  • 言語 ドイツ語・日本語字幕付き
  • 料金 一般 500円、大学生 400円、小中学生・高校生 無料

Westen © PICTURE TREE INTERNATIONAL

2003年に11カ国の参加のもと始った 「EUフィルムデーズ」は今年で13回目を迎え、EU加盟国のうち24カ国が作品を寄せる映画祭となりました。年々多くの観客にヨーロッパの多様性、また逆にヨーロッパらしさを作品を通して伝えています。東京では5月29日から6月21日の間、国立近代美術館フィルムセンター、京都では、7月1日から12日の間、京都府京都文化博物館で開催されます。ドイツからは『西という希望の地』が参加します。1970年代に東ドイツから西側にのがれてきた親子の実話をもとにした小説をベースに、東ドイツ出身のシュヴォホー監督がリアルに描きます。ヨーロッパの情勢を大きく動かした東西ドイツの再統一から今年は25年の節目を迎えます。
 
2015年7月4日(土)15:00
京都府京都文化博物館

『西という希望の地』
Westen

監督:クリスティアン・シュヴォホー
ドイツ、2013年、劇映画、102分
原作:ユリア・フランク著 „Lagerfeuer“ (2003)
脚本:ハイデ・シュヴォホー
カメラ:フランク・ラム
音楽:ローレンツ・ダンゲル
製作:カーリン・シュレッサー、トーマス・クーフース、クリストフ・フリーデル
ワールドセールス:ピクチャー・トリー・インターナショナル
出演:イェルディス・トリーベル(ネリー・ゼンフ)、アレックサンダー・シェーア(ハンス)、トリスタン・ゲーベル(息子)、ヤコビ・イドー(ジョン・バード)、アンニャ・アントノヴィッチ(クリスティーナ)
 
1970年代、東ドイツに暮らすネリーはロシア人ワシリーとのあいだに息子アレクセイをもうけていた。ワシリーの突然の死から3年、ネリーは西側の男性との偽装結婚によって出国許可を得る。母子を待っていたのは、西ベルリンの緊急受け入れ収容所での生活だった。ネリーは連日米国情報機関の尋問を受けるのだが、彼らの関心はワシリーにあった。かつてシュタージのために働いていた彼は今は西側に寝返り、匿名で暮らしているというのだ。ネリーは西側で自由になるどころか、新たに監視下に置かれていることに気づく。収容所で親切にしてくれるハンスも、シュタージのスパイではないかと疑う。
ユーリア・フランクの実体験に基づいた小説 „Lagerfeuer“(2003年)を、旧東ドイツ生まれの監督シュヴォホーが映画化。主演のトリーベルは同作品でドイツ映画賞主演女優賞を受賞。