『新しい楽器の誕生』
『ドキュメンタリー演劇の力』
本日のカルチャートークCreators@Kamogawaは、予定通り15時から開催いたします。
Creators@Kamogawa は、日本とドイツのクリエイターが、アートやカルチャーに関連する話題について語り合うイベントシリーズです。
第1部:新しい楽器の誕生
古来、様々な楽器が様々な文化に生まれてきました。手足など我々自身の身体に始まり、石笛や弓や土鈴を経て、各国に伝わる管弦打楽器まで。近年では電気楽器や電子楽器も発明され、ロックやテクノなど新しい音楽ジャンルの成立に一役買っています。他方、交通や通信の発展とともに「異文化の発見」が相次ぎ、ある文化に固有の楽器や奏法が、広く共有されるケースも増えてきています。グローバリゼーションとITの時代にはどのような楽器と音楽が生まれ、社会にどんな変化をもたらすのか。日独の作曲家が語り合います。
第2部:ドキュメンタリー演劇の力
1960年代から70年代にかけて、テロや暴力をも伴った政治運動が活発化。社会に深い傷跡を残すとともにヨーロッパ諸国を大きく変革しました。多くの芸術家がこの主題に関心を示し、ドイツでは当時の事件に材を取った映画や演劇が多数つくられています。日本でもかつては、学生運動などを主題とする作品が制作されましたが、最近ではあまり見られない模様です。歴史、政治、集合的記憶などをテーマとする芸術表現の未来とは? 新たな「政治の季節」に、ドキュメンタリー演劇に深く関わる創作者3人が意見を交わします。
トークの後は、館内のドイツカフェ『カフェ・ミュラー』にて、ドイツビールやおつまみを片手に交流をお楽しみください。交流会では、滞在中のドイツ人芸術家の作品も、モニターでご覧いただけます。
第1部:新しい楽器の誕生
ジモン・ルンメル(作曲家)
三輪 眞弘(作曲家)
小崎 哲哉(司会)
第2部:ドキュメンタリー演劇の力
ハンス=ヴェルナー・クレージンガー(演出家)
レギーネ・ドゥーラ(映画監督、作家)
高山 明(演出家)
小崎 哲哉(司会)
© Rie Watanabe
© Masahiro Miwa
© david baltzer/bildbuehne.de
© Akira Takayama
© Tetsuya Ozaki
戻る