ITI日本センターのリーディングシリーズ「紛争地域から生まれた演劇」は今年で10回目を迎える。その機会に、ITIドイツセンターのエグゼクティブ・ディレクター、トーマス・エンゲルが来日し、講演を行う。
© Thomas Engel
2005年に、スーダンとドイツのITIの協力によって始まった„Theatre in Conflict Zones“、それが日本の「紛争地域から生まれた演劇」シリーズの出発点となった。
トーマス・エンゲルはこの共同プロジェクトが始まった経緯、その経過や影響を紹介する。それにあたっては、スーダンのハルトゥームで行われた『コーカサスの白墨の輪』に基づく演劇ワークショップのドキュメンタリー映像(アラビア語、英語字幕付き)も紹介される。さらにトークでは「ポスト移民演劇」という概念にも言及する。
司会:新野守広(立教大学)
文化庁委託事業「平成30年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」 国際演劇年鑑2019関連企画
主催:ITI国際演劇協会日本センター
共催:ゲーテ・インスティトゥート東京
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