～ シモーネ・エンゲレン写真展
オランダ人写真家でパフォーマンスアーティスト、
シモーネ・エンゲレンの
写真展『夜坐』（やざ）が京都で開催されます。シモーネ・エンゲレンは、現在、駐日オランダ王国大使館の助成により、３カ月間ヴィラ鴨川に滞在中です。
作品では、彼女は、心を静める方法について実験を試みています。芸術的な挑戦をすることで、彼女は人生の可鍛性と戯れています。それぞれのプロジェクトは、存在への讃歌なのです。
作家からのメッセージ：
日本滞在中に、山の中の禅寺にて、修行僧のような生き方を学ぶために、その厳しい修行生活に参加しました。毎朝4時からお経をとなえ、そのあと一日中長い瞑想をし、一日の終わりには、『夜坐』（やざ）と呼ばれる屋外で行う瞑想をしました。私は常にとても疲れていましたが、一日の中で『夜坐』が一番好きな時間でした。
月明かりに照らされながら、寝袋にくるまって、時には修行僧のいびきや、たぬきが墓地を荒らす音が聞こえてきて、「ああ、こうして生きていて、このような人生経験をさせてもらえるのは、なんと有難いことなのだろう」と実感します。
『夜坐』は、どんなに忙しい毎日にも、瞑想のひとときを加えることができる、素晴らしい方法です。心を開き、創造性を取り入れ、私たちがここに存在し、生きているという、この短い瞬間瞬間を満喫することができるのです。
シモーネ・エンゲレン写真展『夜坐』は、7月7日（金）～21日（金）まで、JR京都駅近くの町家ギャラリー『る』にて開催されます。
写真展オープニング：7月7日（金）18:00～21:00
夜の座禅『夜坐』を体験したい方は、7月19日（水）夜7時～、シモーネと岐阜の僧侶とともに、ガイド付き瞑想（夕食付）に参加しませんか？ 夜坐禅会に参加希望の方は、ギャラリー「る」のインスタグラムまで、DMでお申し込みください。
写真展クロージング： 7月21日（金）18時～（持ち寄りパーティ）
※19時～は、シモーネ・エンゲレンによる坐禅会が行われます。また、その後続いて、中国茶の茶会も開催予定。
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