|

16:00-18:00

Atem-Breath... 呼吸するコンサート

コンサート | 大田麻佐子ピアノソロコンサート

  • ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール, 東京

  • 料金 入場料: 1,500円

大田麻佐子 Portrait ©Elias Hassos

チケット購入はこちら: PEATIX


ゲーテ・インスティトゥート東京では、ミュンヘンを拠点に活躍するピアニスト大田麻佐子のソロコンサートを開催いたします。2023年、ミュンヘンのピナコテーク・デア・モデルネで開催された内藤礼の個展「breath」で初披露されたコンサート“Atem-Breath... 呼吸するコンサート”。その後バイエルンの湖畔ライスティングでの公演、MGNM音楽祭での大好評を得てついに東京での公演が実現します。

公演日時:2025年4月12日(土)16時~(開場は15時30分~)
会場:ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール
入場料:1,500円(チケット購入はPeatixで)

プログラム

細川俊夫 (*1955): メロディア II (1976)
八橋検校 (1614-1685): 六段の調べ
武満徹 (1930-1996): 遮られない休息(1959)
ジョン・ケージ (1912-1992): 俳句(1950-51)
坂本龍一 (1952-2023): ひばり (2009)
武満徹: 雨の樹 素描II(1992)
大田麻佐子 (*1960): "breath" for piano (2023/2024)
藤枝守 (*1955): 植物文様より、第26集「茶の文様:pattern B〜矢部」(2017)他
細川俊夫: Sakura (2007)
ジョン・ケージ: In a landscape (1948)

ライブ映像: "breath" for Rei Naito (2023年)

„Atemweg" - 流れる息とともに生きる... 呼吸する道...
呼吸によって音楽と私たちは流動し、余韻を残し、前進する・・・
ー大田麻佐子


「呼吸」は私の音楽、そして活動における大切なテーマです。2023年春、呼吸の道に導かれるようにして、ミュンヘン・ピナコテーク・デア・モデルネでの内藤礼「breath」展に出逢いました。彼女の作品 "colour beginning
" (2022) に鼓舞され、私の作品 "breath - for Rei Naito" (2023) は生まれました。呼吸と空気の移ろいが色彩として刻まれたその水彩画たちは、今も静かに呼吸し続けています。私の作品 "breath - for Rei Naito" は7日間の間で呼吸します。
on one day ある日
the next day 次の日
a few days before 何日か前に
a day off 休日
some days その日々
breath pause 休息
on the 7th day 七日目に
記憶の中で、そしてふと立ち止まる回顧の中でも、息は流れ続ける…。 2025年春、新たに藤枝守の作品を加えた“Atem-breath”を東京で演奏いたします。 皆様と共に、音楽の呼吸を感じられることを楽しみにしております。
―大田麻佐子

大田麻佐子(ピアニスト・作曲家・即興パフォーマー)

Masako Ohta Portrait ©Elias Hassos


東京生まれ。桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業後、ベルリン芸術大学ピアノ科を最優秀で卒業。関すみゑ、園田泰子、エリッヒ・アンドレアス、ジョルジー・シェベックに師事。マスターコースにてアンドラーシュ・シフ、ジョルジー・クルタークの薫陶を受けた。現在、ヨーロッパを中心に、クラシック、現代音楽、即興、パフォーマンス、作曲、無声映画の即興伴奏など、ジャンルを超えたポエジーを求めて幅広い音楽活動を展開し、「ピアノの詩人」(ミュンヘン文化芸術新聞)との評判を得ている。2016年、ミュンヘン・ギージング文化賞第1位受賞。2019年にはミュンヘン市より、音楽奨励賞を授与された。ドイツの国際的レーベルWinter & Winterよりリリースされたソロアルバム Poetry Album (2018)、My Japanese Heart (2020) も、ドイツレコード大賞にノミネートされるなど世界的な高評を得ている。 2021年より毎年、ミュンヘンのPATHOS THEATERと共に、平和を願う音楽とパフォーマンスのフェスティバルIMAGINE FESTIVALを開催し、パフォーマー、プロデューサーとしても活躍し、マスターコースなど、後進の指導にも力を注いでいる。
ウェブサイト


※こちらのコンサートは、ゲーテインスティトゥート本部の助成により行われます。