噂の跡を追って ネット上で目にした噂にどのくらいの頻度で疑いを持ちますか?この8部構成の新シリーズでは、東アジアが偽情報やヘイト・スピーチにどのように取り組んでいるかを紹介します。スーパーアプリやAPI、Kakaoについて耳にしたことはありますか。香港の国家安全維持法についてはどうでしょうか。このエピソードでは、事実無根の噂を追って台湾、香港、韓国、そして日本を旅するナビゲーターに従い、ネット上の誤った情報の現状について詳しく見て行きます。 © Yukari Mishima © Yukari Mishima
お役立ちボット 台湾は反LGBTQ+の誇張表現とどのように戦っているのでしょうか?エピソード1の舞台は2016年の台湾。台湾では、反LGBTQ+のメッセージが瞬く間に拡散され始めます。これに対抗するために誕生したのが、誰でも参加できるオープンソースのファクトチェック・プラットフォーム「Cofacts」でした。 © Yukari Mishima © Yukari Mishima
顔が見える活動 台湾の公園や山道、市場などでピンクのベストを着たグループを見かけたことはありませんか?このベストを着たグループは、160人のボランティアで運営されている草の根の活動「Fake News Cleaner」のメンバーです。 © Yukari Mishima © Yukari Mishima
ソーシャル・メディアの声を聴く 日本では自然災害が起きるとなぜ誤った情報が増えるのでしょうか?その特異な地理的条件から、日本は頻繁に自然災害に見舞われます。そこに噂や誤った情報が加わればどうなるでしょうか。このエピソードでは、ネット上の噂をデバンキング (偽物だと特定) することを使命とするグループの活動に迫ります。 © Yukari Mishima © Yukari Mishima
メディア・リテラシー入門 メディア・リテラシーと報道の自由度にはどのような関係があるのでしょうか?香港大学で講師を務める鍛治本 正人氏は、メディア・リテラシーが欧米のリソースを使って教えられていることに気づきます。そこで同氏は、東アジアの状況に合わせた正確で適切な教材を開発すべく、ニュースと情報分野のネットワーク「ANNIE Asia」を立ち上げました。 © Yukari Mishima © Yukari Mishima
BAN祭り 集団行動は、誤った情報やヘイトの有害な拡散に対していかに強力な解毒剤となり得るのでしょうか?このエピソードでは、2009年から2016年にかけて、在日韓国人に対するヘイト・スピーチや集会が急増した日本における悩ましい傾向について見て行きます。このような増加傾向は、文化的な結束力の脆さや、有害なナラティブ (言説) によって生み出される深い溝を浮き彫りにしました。 © Yukari Mishima © Yukari Mishima
レイからのメッセージ ゲームはメディア・リテラシー教育にどのように役立つのでしょうか?このエピソードでは、メディア・リテラシーと噂のデバンキングについて学校で遊びながら学べるゲームを開発する学生グループの活動を追います。このゲームのメイン・キャラクターであるレイは、プレイヤーを探偵のように行動させ、運がよければ電話をかけてくることもあります。 © Yukari Mishima © Yukari Mishima
AIを学習させる AIがどれほどユーザーの感情的知性に働きかけることができるのか、疑問に思ったことはないでしょうか?このエピソードでは、人工知能の世界とその自然な会話ができる能力について知見が得られます。2021年初めに韓国を魅了したAIチャットボット「Lee-Luda」は、オンラインでの対話にシームレスに溶け込み、まるで20代の韓国人大学生のようにコミュニケーションをとることができました。 © Yukari Mishima © Yukari Mishima