アナ・ラウラ・ロッサ & バルバラ・ハング
舞台芸術

Ana Laura Lozza  & Bárbara Hang © Photo: Ana Laura Lozza  & Bárbara Hang Ana Laura Lozza  & Bárbara Hang Photo: Ana Laura Lozza & Bárbara Hang
アナ・ラウラ・ロッサとバルバラ・ハングは、振付家、パフォーマンスアーティストとして活動している。活動領域は、ダンス、振付、ダンス教育、作劇法などだが、最近は著作活動も行っている。2010年に自分たちの共同作業のコミュニケーション、リサーチ、展開のためのプラットフォームとして、『Acá No Hay Delivery』をベルリンに設立した。

彼女たちは振付という実践を、人々を新たな形の共存関係へと導くことができるように感情と観念を活性化し、更新することであると考えている。彼女らの共同作業の背景には常に、どうすれば人は物事を協力して行えるのか、と言う問いかけがある。その問いは、他者の身体へ、その物質的、非物質的な性質へ、そして芸術的経験の時間と空間へと拡張される。

ヴィラ鴨川滞在中、二人の振付家は、日本人がその儀式や定例的行動(ルーチン)の修復や保護、維持などをどう捉え、実践しているかをテーマに取り組む予定である。
可視的なものと不可視的なものの間に、また恒久的なものと刹那的なものの間に新たな倫理的、詩的関係を紡ぐことを企図して、彼女らは振付の実践のための修復プロセスのポテンシャルを探りたいと考えている。その際、陶磁器の割れたかけらを継ぎ合わせ、壊れた器に新たな命を吹き込む日本の修復技術、「金継ぎ」との取り組みを出発点としたいとしている。