2023年6月14日(水)~
6月21日(水)

ドイツ 移民・難民のドキュメンタリー演劇ワークショップ&レクチャー

ワークショップ&レクチャー|ゲーテ・インスティトゥート東京

  • オンライン オンライン | 東京芸術劇場

  • 言語 ドイツ語(日本語通訳付き)
  • 料金 12.000 円(ワークショップ&レクチャー(通し参加))、1.000 円(レクチャーのみ)

 "Die Lücke"© Ana Lukenda/Schauspiel Köln "Die Lücke"© Ana Lukenda/Schauspiel Köln

2022年現在、ドイツは総人口の28.7%が移民・難民のバックグラウンドを持っています。演劇の現場では、このような状況がどのように反映され、どのような取り組みがなされているのでしょうか。東京芸術劇場ではドイツから演出家とドラマトゥルクを招き、ワークショップとレクチャーでケルン市立劇場(Schauspiel Köln)における一つの例を紹介します。

演出家は移民・難民の出自を持つ出演者との共同制作や、移民排斥事件を題材にした作品を手掛けるヌーラン・ダーヴィッド・カーリス氏。2004年にドイツのケルンで起こった爆弾テロを題材に、現場周辺の住人らが出演した『Die Lücke(裂け目)』(2014)でセンセーションを巻き起こし、以降、ドキュメンタリー演劇の手法で高い評価を得ています。

今回、カーリス氏と、カーリス氏の創作を支えるケルン市立劇場のドラマトゥルク、スタヴルーラ・パナヨターキ氏を招き、ドキュメンタリー演劇をどのように創作するのか、その手法をワークショップで体験しながら学びます。 また、ドラマトゥルクの役割やドイツの劇場事情を紹介するレクチャーも同時開催します。

ワークショップ&レクチャー両方に参加できる方を優先して募集しています。

【ワークショップ】
6月15日(木)18:30~21:30
6月16日(金)13:00~17:00
6月17日(土)13:00~17:00
6月18日(日)13:00~17:00
6月20日(火)13:00~17:00
6月21日(水)13:00~17:00
会場:東京芸術劇場シンフォニースペース(5階)、他

【レクチャー(公開)
6月14日(水)18:30~21:00 ①「ドイツの公共劇場とその公演制作―ケルン市立劇場を事例として―」
6月15日(木)13:30~16:00 ②「ドキュメンタリー演劇とは何か」
6月17日(土)18:30~21:00 ③「移民・難民問題への芸術的アプローチ」
会場:オンライン(Zoomウェビナーを使用)

■募集要項
・ワークショップ&レクチャー(通し参加)
定員:15名
応募締切:5月25日(木)17:00
参加費:12,000円(税込)
(募集の詳細は東京芸術劇場のHPをご参照ください)

・レクチャーのみ
《各回共通》
参加費:1,000円(税込)
定員:100名(先着順・要事前申込)
申込方法:Peatix https://peatix.com/event/3570529/

講師プロフィール
ヌーラン・ダーヴィッド・カーリス Nuran David Calis

Nuran David Calis © © costa belibasakis Nuran David Calis © costa belibasakis
1976年にトルコからのアルメニア・ユダヤ系移民2世としてビーレフェルトで生まれる。ミュンヘンのオットー・ファルケンベルク演劇学校で演出を学ぶ。2008年に最初の映画作品『Meine Mutter, mein Bruder und ich(私の母、兄弟、そして自分)』が公開。2011年には最初の小説『Der Mond ist unsere Sonne(月は私たちの太陽)』を出版。2010年にドイツの公共放送ZDFでヴェーデキントの『春のめざめ』を、2012年にビューヒナーの『ヴォイツェック』を映像化、2018年にバーゼル・シャウシュピール劇場(スイス)で『オセローX』を発表するなど、古典作品を現代に読み替える手法で知られる。ケルンでの爆弾テロから10年を機に制作された住人らとの共同制作『Die Lücke(裂け目)』(ケルン市立劇場、2014)がセンセーションとなり、以降、ドキュメンタリー演劇の手法を用いた作品で評価を受ける。2023年1月、ウクライナ難民の俳優と創作をした『EXIL』(ケルン市立劇場)を上演。

『EXIL』(2023)公演情報
https://www.schauspiel.koeln/spielplan/a-z/exil/(ドイツ語/英語)

スタヴルーラ・パナヨターキ Stawrula Panagiotaki
© © © Jan Höhe Stawrula Panagiotaki © Jan Höhe
ギリシャ生まれ。ベルリン自由大学で現代ドイツ文学、新ギリシャ研究、DaF(外国語としてのドイツ語)を学ぶ。2009~13年、ケルン市立劇場でドラマトゥルギー・アシスタントとして勤務。2013~2015年は「costa compagnie」(ハイデルベルク劇場&管弦楽団)などのインデペンデントなグループや、各地の公共劇場でゲストあるいは常任のドラマトゥルクを務める。2016、2017年はテアタートレッフェン(ベルリン演劇祭)の編集者およびドラマトゥルク、ムゾントゥルム(フランクフルト)を拠点とする女性コレクティブ「SWOOSH LIEU」や、シュテファニー・ティアシュの「MOUVOIR」でもドラマトゥルクとして活動。2016/17シーズンからケルン市立劇場のドラマトゥルク。


主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
協力:Schauspiel Köln、ゲーテ・インスティトゥート東京