日独関係
鈴木冴子
獨協中学・高等学校の教員
獨協中学・高等学校の教員
質疑応答のコーナーでは、日独関係やEU・G7における立場など、多岐にわたる質問が生徒から寄せられました。どの質問にも丁寧に答えてくださる姿が印象的でした。特に中東情勢に関する話題では、外交上はイスラエルを支持している一方で、パレスチナの経済支援において世界最大の支援国がドイツであることが紹介されました。その背景には、ナチスの歴史に対する深い責任感があることも教えてくださいました。
さらに、日本での生活についても話題が広がりました。日本語のリズムの美しさや、ポップソングや詩に見られるミニマルな美学、日本庭園の「引き算の美学」への感動などが語られました。グロートフーゼンさんは、エレベーターで誰かが扉を開けて待ってくれているような日本の細やかな気配りに日々驚かされていると話され、文化的な相互理解の重要性を実感する場面となりました。
その後、昨年11月には暗くて見えづらかった大使公邸内の日本庭園も、明るいうちに散策させていただきました。
セキュリティチェックを経ての外国へ行く気持ちを疑似体験することができました。生徒たちにとって、国際社会の現実に触れ、世界で起きている政治・外交の動きをより身近に感じる、貴重な機会となりました。このような機会を設けてくださった方々に感謝申し上げます。
PASCH 大使館訪問2025年 | © Goethe-Institut Tokyo