2020年・冬
PASCH-生徒新聞2020年
冬のワークショップ

© Goethe-Institut Tokyo

東京の木々が色づく前、冬にはまだ時間がありますが、PASCH校の生徒たちは「JAPAN HEUTE」の今年4回目のワークショップのために集まりました。テーマは「冬」。

14名の生徒と1名のドイツ語教員が次の新聞のアイデアを出し合うためにやってきました。そのために準備されたのは、プレゼンテーションとインターアクティブなラリーです。

© Goethe-Institut Tokyo
ワークショップのはじめにパワーポイントでテーマである「冬」とドイツの典型的な冬の行事について紹介されました。特にクリスマスについてのドイツ独特の習慣は生徒にとって興味深いものでした。プレゼンテーションを見ながら少人数のグループでドイツ語でクイズに答えていきました。ドイツと日本の気候の違いや共通点といった冬に関する一般知識からクリスマスに関する質問まで多岐にわたっていました。ドイツではクリスマスにプレゼントを持ってくるのはサンタクロースではなくクリストキントの地方もあることや、クリスマス独特のしきたりがあることを知って驚いていました。生徒たちはドイツと日本の違いや共通点を知り、新聞に各記事のヒントを得ることができました。
 
© Goethe-Institut Tokyo

元気づけの飲み物には、クリスマスポンチが用意され生徒たちはクリスマスの雰囲気を楽しんでいました。

後半はゲーテ・インスティテゥートの建物内を回るラリーでした。グループで1台IPADをもち、館内をまわりながらクリスマスに関する課題を解いていきました。クリスマスのコスチュームをきて写真を撮る、といった課題は知識を得るだけでなく楽しくリラックスした雰囲気も作り出していました。

最後に、生徒たちはワークショップで集めたアイデアをもちより、次の新聞記事に書く記事のスタートとなりました。
 
イニシアチブ「未来のパートナー学校」(PASCH)は2008年からドイツをキーワードに世界 2000校以上をつなげるネットワークです。PASCHは、外務省がコーディネーターとなり、在外学校中央機関、ゲーテ•インスティトゥート(ドイツ文化センター)、ドイツ学術交流会(DAAD)、そして常設各州文部大臣会議教育交流会が協力して遂行しています。ゲーテ・インスティトゥートは世界100ヶ国以上、約600校のPASCH校を支援しています。PASCHの日本での窓口はクリスティアン・シュテーガーです。