2016年3月10日(木)~13日(日)
賢者ナータン
演劇公演
- 言語 日本語
-
料金
入場料: 前売り3,200円/当日3,500円
ペアチケット6,000円/学生1,500円
※全席自由、小学生以下の児童入場不可
ドイツの戯曲を通して現代社会の抱える課題に一石を投じる清流劇場が、今回はG.E.レッシングの『賢者ナータン』を上演します。
1779年に発表された同作品は、宗教の対立を越えて、人類愛と寛容の精神を説いています。ユダヤ教徒である賢者ナータンは、キリスト教徒にわが子を虐殺されながらも、キリスト教徒から託された幼子を養子として育て上げます。そしてまたナータンを陥れようと図るイスラム教の王様から「イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の3つの宗教の内でどれが最も優れているか」と詰問されても、それぞれが真実の道であるように心がけ、決して唯一の正統性を争うべきではないと返して王様を感服させます。
このようなナータンの言動を素晴らしいと思い、彼を「人格者」と理解することができる私たちも、自分たちの暮らす実社会においては内戦やテロといった諍い(いさかい)を止めることができません。それは、私たちが「賢者」ではないからなのでしょうか?だとしたら私たちがナータンから学べることは何なのでしょう?清流劇場がその答えを探ります。
ゴットホルト・エフライム・レッシング(Gotthold Ephraim Lessing )
1729年~1781年。ドイツの劇作家・思想家・批評家。ザクセン領の小都市カーメンツの貧しい牧師の家に生まれる。人間の営みに対して飽くなき関心を寄せ、またあらゆる種類の偏見を排して、物事を公平に見ようとした。真理を求めて不断の努力を続け、演劇のほか、美学・神学の評論を通じて啓蒙思想を説き、ドイツ市民文化の発展に貢献。ゲーテ、シラーらにも多くの影響を与え、ドイツ古典劇の基礎を築いた。代表作に『ミンナ・フォン・バルンヘルム』『エミーリア・ガロッティ』『ハンブルク演劇論』など。
公演日時:
3月10日(木) 19:30
3月11日(金) 19:30
3月12日(土) 15:00(終演後にアフタートークあり)
3月13日(日) 15:00