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厄介な作家ギュンター・グラス – 政治における役割

対談 ディーター・シュトルツ & 山本浩司、司会 マルクス・ヨッホ|文学 - ゲーテ・インスティトゥート東京

  • ゲーテ・インスティトゥート東京 2階, 東京

  • 言語 日独逐次通訳
  • 料金 入場無料、要申し込み

Cover Günter Grass ©dtv

参加をご希望の方は、4月25日までに、メールタイトルに「4月26日イベント」と記載し、本文にお名前をご記入のうえ bibliothek-tokyo@goethe.de までお申し込みください。

会場のみの開催のため、オンライン配信はありません。


ギュンター・グラス(1927-2015)は、記憶に関する政治的意義、現代問題への関連性という点で比類ない作品群を創作しました。ディーター・シュトルツは、作家グラスに関する新刊で包括的な概観を示し、詩、戯曲、小説、自伝的著作からなるグラスの作品が、これらのジャンルを超えた一続きの物語として読むことができるという点を指摘しました。同時に、グラスは社会的な議論に介入し、政治的なスタンスを繰り返しとっていました。このことは、彼の文学作品とどのように関係しているののでしょうか?ディーター・シュトルツの基調講演に続き、独文学者の山本浩司がマルクス・ヨッホの司会により対談します。


【登壇者略歴】

ディーター・シュトルツ
1960年生まれ。フリーランスの編集者、大学講師、作家としてベルリンに在住。ベルリン工科大学でギュンター・グラスの文学作品関する論文で博士号を取得し、その後グラスの小説『はてしなき荒野』で編集に携わる。1993年から1999年まで大学助手、10年間にわたり雑誌『Sprache im technischen Zeitalter』の編集者、2000年から2006年までベルリン文学コロキウム (LCB)のプログラム・ディレクターとして従事。現代文学に関する著書やエッセイを多数出版し、ドイツ国内外のさまざまな大学で客員講師を務める。2010年から伝記シリーズ「Leben in Bildern(写真の中の人生)」を編集し、2011年から2019年まで出版社Steidlの「グラス編集室」責任者、グラス作品新版の共同編集者と解説者、ギュンター&ウテ・グラス財団の定期刊行物「Freipass 」編集人、2013年よりリューベック大学の近代ドイツ文学研究科名誉教授。

山本浩司
1965年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。現代ドイツ文学専攻。広島大学総合科学部講師を経て、2017年より早稲田大学文学学術院文学部・文学研究科教授。主な翻訳書にヘルタ・ミュラー著『狙われたキツネ』(三修社、2009年)、同『息のブランコ』(同、2011年)等。2018年のかけはし文学賞審査委員長を務める。

マルクス・ヨッホ
1966年生まれ。慶應義塾大学文学部ドイツ文学科教授。1998年、ハインリヒ・ハイネ、ハインリヒ・マン、ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガーにおける知的ハビトゥスに関する論文で、ベルリンのフンボルト大学にて博士号を取得。1998年から2003年までフンボルト大学の教員、およびDFG研究プロジェクト「他者の文学と文化史1880~1918年」のコーディネーターを務める。2012年まで、フンボルト大学、スタンフォード大学、フランクフルト大学で教鞭をとる。1945年と1989年の転換期的なケーシュラ、ポストコロニアリズム、ポップ文学、文学分野の理論について多数の著書がある。2021年より「ドイツ研究におけるブルデュー」ネットワークに参加。



タイトルカバー: 
Dieter Stolz: Günter Grass. Die erste Gesamtdarstellung zum literarischen Werk (dtv, 2023)