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19:00-21:00

NOZOMI のぞみ

コンサート | デュオ 大田・リンダーマイアー

  • ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール, 東京

  • 料金 入場料: 1,500円

Portrait Duo Ohta Lyndermayr ©Hannes Rohrer

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デュオ 大田・リンダーマイアー コンサート
ゲーテ・インスティトゥート東京

Portrait Duo Ohta-Lindermayr ©Hannes Rohrer

ゲーテ・インスティトゥート東京では、ミュンヘン在住のジャズ・トランペッター マティアス・リンダーマイアーとピアニスト 大田麻佐子によるデュオ・コンサートを開催します。
2022年秋、ドイツの新鋭レーベルSquama Recordingsからリリースされた二人の初のデュエット・アルバム「Mmmmh」は、バイエルン放送局 BR-Klassik「今月の推薦アルバム」に選ばれ、「2022年ジャズアルバム ベスト10」にランクイン。さらに、2023年ドイツ・ジャズ賞アルバム部門ノミネート や BR-Klassik「ベスト4ライブコンサート」 に選出されるなど、世界的に高い評価を受けました。そして2025年2月、新たなアルバム「NOZOMI のぞみ」がリリース。本公演は、そのリリースを記念したコンサートです。トランペットとピアノが織りなす繊細かつ豊かな響き、呼応しながら溶け合う音色が、様々な表情を生み出します。

公演詳細
日時:2025年4月11日(金)19時~(開場18時半)
会場:ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール
入場料:1,500円
 
 

デュオ・大田・リンダーマイアー

Portrait Duo Ohta-Lindermayr ©Hannes Rohrer

ピアニスト 大田麻佐子とトランぺッター マティアス・リンダーマイアーによるデュオは、クラシックや現代音楽を即興的なジャズと融合させた独自の音楽を創り出しています。2019年の出会いをきっかけに、即興を軸とした直感的なプロジェクトへと発展。2023年にはその活動が評価され、ドイツ・ジャズ賞にノミネート されました。
成功を収めたデビューアルバム『Mmmmh』に続き、2025年2月14日には、ミュンヘンのSquama Studioにて マーティン・ブルッガー のプロデュースによるニューアルバム『NOZOMI のぞみ』をリリース。新作には、坂本龍一の「ひばり」の新解釈を含む全9曲が収録されています。
このアルバムでは、二人のデュオがさらにサウンドの幅を広げ、より深みのある音楽表現を追求。自由な発想から生まれる豊かな響きが調和し、ニュアンスに満ちた独自の音楽世界を描き出しています。

大田麻佐子(ピアニスト・作曲家・即興パフォーマー)

東京生まれ。桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業後、ベルリン芸術大学ピアノ科を最優秀で卒業。 関すみゑ、園田泰子、エリッヒ・アンドレアス、ジョルジー・シェベックに師事。マスターコースにてアンドラーシュ・シフ、ジョルジー・クルタークの薫陶を受けた。 現在、ヨーロッパを中心に、クラシック、現代音楽、即興、パフォーマンス、作曲、無声映画の即興伴奏など、ジャンルを超えたポエジーを求めて、幅広い音楽活動を展開し、「ピアノの詩人」(ミュンヘン文化芸術新聞)との評判を得ている。2016年、ミュンヘン・ギージング文化賞第1位受賞。2019年には、ミュンヘン市より、音楽奨励賞を授与された。 ドイツの国際的レーベル、Winter & Winterよりリリースされたソロアルバム Poetry Album (2018)、My Japanese Heart (2020) もドイツレコード大賞にノミネートされるなど、世界的な高評を得ている。2021年より毎年、ミュンヘンのPATHOS THEATERと共に、平和を願う音楽とパフォーマンスのフェスティバルIMAGINE FESTIVALを開催し、パフォーマー、プロデューサーとしても活躍し、 マスターコースなど、後進の指導にも力を注いでいる。
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マティアス・リンダーマイアー(トランぺッター・作曲家)

マティアス・リンダーマイアーはミュンヘンでトランペットと作曲を学び、音楽家としてのキャリアをスタートさせた。奨学金を得てバークリー音楽大学で学んだ後、ベルリンで修士号を取得。 レーベル「enja Records」からソロアルバム『Lang Tang』(2015年)と『Newborn』(2018年)をリリース。2021年と2022年にはSquama Recordingsからトリオとデュオ編成のソロアルバムがリリースされた。 作曲家としてもソリストとしても活動するバンドFazerでは、2018年に アルバム『Mara』、2019年に『Nadi』、2022年に『Plex』をリリース。2012年にカルテットでビーベラッハ・ジャズ賞、2013年にクルト・マース・ジャズ賞を受賞。2017年にはインターナショナル・ジャズ・ウィーク・ブルクハウゼンでソリスト賞を受賞。モニカ・ロッシャー・ビッグバンドのメンバーとして、ECHOジャズ賞を受賞。2018年、映画『ゲルマニア』の音楽でマックス・オフュルス・フェスティバルの「ドキュメンタリー映画における最優秀音楽賞」を受賞。 同年、バイエルン芸術奨励賞、2019年にはミュンヘン市の音楽奨励賞を受賞。カナダ、トルコ、カザフスタン、グルジア、クルディスタン、ヨルダンに招かれ、国際的なコンサート活動を行っている。
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※こちらのコンサートは、ゲーテインスティトゥート本部の助成により行われます。