PASCH AIプロジェクト
午前中の講演の後、PASCH生と大学生は合同で、SAPジャパンによるデザインシンキングのワークショップにを実際に学びました。デザインシンキングのモットーは「Yes, and...」。「否定しない、判断は後回し、自由なアイデア歓迎、アイデアはすぐ書いて形に」の4つのマインドセットです。これらを念頭に置きながら、参加者たちは集中して取り組み、少人数のグループディスカッションでは会場全体で興味深い白熱した議論が交わされていました。
最後はドイツ企業によるAIの導入事例の紹介です。メルク株式会社小松寛氏には、製薬の過程におけるいくつかの事例を紹介いただき、SAPジャパンの小林晴行氏からは自社業務におけるAIの活用について発表していただきました。両社ともに、会社でのAI分野が担う業務の実態を捉えることから見えてくるAIの可能性や未来への希望を抱くことができました。
ご講演いただいたお三方、獨協大学木村教授、SAPジャパン小林氏、メルク株式会社小松氏そしてプロジェクトの実施に携わっていただいたSAPジャパンの皆様に心より感謝申し上げます。